お金にありがとう

みなさんは「お金」に対してどのような印象をお持ちでしょうか?
好き・嫌い・怖い・欲しい・いらないなど、さまざまな思いを持つ方がいらっしゃると思います。
ここでは、お金に対する『感謝』の思いに焦点を当て、身近なお金をより好意的に感じていただけたら幸いです。


お金にありがとう

 

1.そもそもお金とは?


私たちがこの世に生を受けた時から、お金とは密接につながっています。
あまりに身近過ぎて、『お金とは?』と考えた時、なかなか答えが出せませんでした。
そんな私の答えが正しいものかどうかわかりませんが、僭越ながら私なりに出した答えは『喜び・ありがとうに対してお返しするもの』です。
例えばガムを購入する際に対価としてお金を払いますし、保険を契約し「安心」を得るためにもお金を支払います。
自分にとってプラスになるいいことに対し、私たちはお金を使用しています。

やってもらって嬉しかったこと、手に入れて気分がよくなった物、食べて美味しい、体に良い物に対し、『ありがとう』の代わりにお金を支払っているのだと私は考えます。
もちろん支払う時は感謝の気持ちも一緒に込めるようにしています。

また、お金には『価値の交換』という意義も含まれています。
交換するにあたっては、基準がしっかりと設けられている必要があります。

そのためにも、お金には

  • 保存性
  • 質の一定化
  • 好みが介在しない

という条件があった方が良いですね。

保存性

例えばリンゴがお金の代わりに存在したとします。
リンゴは新鮮なうちや、適度な成熟加減であればその価値がありますが、まだ実を結んだばかりだったり、古くなって傷んでしまっては、欲しがる人はいません。
それに引き換え、お金はいつでもその価値を保ってくれるので、価値の交換が必要な時に使用することができるのです。

質の一定化

リンゴには、甘い物もあれば酸っぱい物もあります。
多くの人は、甘い物を好むことでしょう(焼き菓子に使う場合は、例外的に酸っぱい物の方が、喜ばれることもあるかもしれませんが)。
同じ成熟加減でもリンゴには大小があり、リンゴ一個をお金の代わりに価値の交換に使うと、不公平が生じてしまいかねません。
お金であれば1万円札はしわくちゃでも、ピン札でもしみが付いてしまっても、その価値は変わりません。
誰にでも公平に1万円は1万円なのです。

好みが介在しない

誰もが等しくリンゴが好きで、価値のある食べ物であれば良いのですが、中には嫌いな人もいますし、アレルギーで食べられない人もいるでしょう。
そういう方にとって、リンゴは価値を交換するのにふさわしくありません。
お金は好き嫌いにかかわらず、誰にでも等しくその価値を交換できるのです。
もし、お金が好きではないとしたら、お金を別の価値ある物に交換すれば良い話なのです。

すなわち、お金はいつでも誰にでも公平な基準で価値を保ち、みなさまの『喜びに対するお返し』のため、動き回ってくれているのです。

 

2.お金のすばらしさ


お金に対して、否定的な感情を持っている方もいらっしゃるでしょう。
「金に心を売った」という揶揄もあります。

「お金で命は買えない」という言葉も、ドラマでは何度か耳にしたことがありますが、もし実際にお金がなければ、ご飯も住む家もなく、その命を維持することは困難になります。
完全に自給自足をされている方で、お金を必要としない人も確かにいらっしゃいますが、怪我をしたり、病気になった時に病院にかかることもできなければ、その生活も続けられません。

しかし、お金があるとさまざまな場面で選択肢が増えるのは事実です。
選択肢が増えると世界も広くなりますし、人生もその世界の広さの分、豊かになるのです。

誰かを援助する際にも、気持ちだけでは解決できないことがどうしてもありますが、お金があれば助ける手段を増やすことができるのです。

お金は持っている人の選択肢を増やし、具体的に誰かを援助することができる自由度の高いツールでもあるのです。

 

3.おすすめしたい向き合い方


ほとんどの方にとって、お金は欲しいものです。
しかし、お金に対してマイナスのイメージを抱えている人が多いこともまた事実です。
それは、心の奥深くに染み付いているものです。
『お金は好き』と思っている人でも、心の中にお金を失うことに対する「恐れ」がどうしても存在する場合が多々あるのです。

例えば、現金100万円を自分の財布に入れて1日を過ごす場合、普段と同じような気持ちでいられるでしょうか?
おそらく、普段よりも自分の財布に対して警戒心を強めてしまう方がほとんどです。
大事に思っているからこそ、失いたくないのでしょうが、1000円を入れていた場合でも、100万円を入れていた場合でも、財布を盗まれる確率は変わりません。
ただ、失うことへの「恐れ」が、金額が多いことで強まってしまうのも、お金に対するマイナスイメージの一つなのです。
こういった点を改善していくことでも、お金へのイメージを良くしていくことができるのです。

お金がないことで「できないこと」に目を向けるより、お金があることで「できること」に焦点を当て、お金に対して良い感情を持てるようにしましょう。
そして、収入に対しても、お金をいただけたこと自体に感謝しましょう。
金額の「多い、少ない」にこだわらず、いただけたことに喜びを感じましょう。
そして、支払う時にもその対価に喜び、感謝の気持ちを持ち、晴れやかな気持ちでお金を手放し、見送ってあげるのです。

お金は

  1. 入ってくる
  2. とどまる
  3. 離れる

の3つの流れに集約されます。
この流れを「月給が安い、割に合わない」「この商品は高すぎる」という感情で『不満』に染めるのではなく、「お金が来てくれた」「欲しいものが手に入った、嬉しい!」という『喜び』に染めて、お金の流れを良い感情で満たしていきましょう。

 

4.ありがとう

  • 喜びの気持ちの代わりとして、役立ってくれてありがとう
  • 価値の交換の基準として、公平でいてくれてありがとう
  • 選択肢を広げてくれてありがとう
  • 多くの人の助けになってくれてありがとう

以上、
「お金にありがとう」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。