普段の生活で親指、人差し指、中指、薬指、そして小指を使っている方へ
5つの指にはそれぞれ違った性質と特性があり、普段の行動の中で手の指というのはいろんな役割を果たしてくれていることに感謝したいですよね
本稿では手の指に焦点を当てることで、今まで以上に指たちに「ありがとう」と思っていただける情報をお伝えします。
手の指への感謝のフレーズ
手の指に深い感謝の気持ちを込めて
- 物を掴んでくれてありがとう
- 押すことをしてくれてありがとう
- 触って感触を感じてくれてありがとう
- 弾いたりつまんだりしてくれてありがとう
- 器用に動いてくれてありがとう
- 細かい作業をしてくれてありがとう
- 美しい所作を心がけさせてくれてありがとう
- 清潔感を表してくれてありがとう
- 冷たさや温かさを感じさせてくれてありがとう
- 常に動いてくれてありがとう
5つの指のそれぞれの役割
手の指がしてくれている主な役割を挙げてみましょう。手の指と言うのは、
- 持つ
- 指す
- 触る
- つまむ
- 弾く
といった普段の生活で欠かせないどれも大切な動作を担ってくれています。
ですから、何かの拍子で負傷する
- 突き指
- 切り傷
- 打撲
などで少し不自由になるだけでも、普段の有難さを痛感する部位でもあるはずです。
それでは、5つの指それぞれに分けて役割を見つめ直してみましょう。
①親指
物をつかむときに必ず使う重要な指です。また、それぞれの指を補助する役割もしています。
お医者さんがもし患者さんの指を切断しないといけないとき、親指だけはなるべく切断しなくても済むように考えるくらいに大切な指だそうです。
他の4本が健全でも、親指が無くなると大変苦労してしまうからですね。
最近は、携帯のボタンを押すときに最も活躍する指とも言えるのが親指ではないでしょうか。
②人差し指
親指以外の指の中で、一番器用に動く指です。道具などを使うときにコントロールする役割を持っています。特に器用な人は、人差し指が発達しています。
またその名の通り何かを「差す」ときに使われます。ピンポイントで「押す」ときにも使われる指ですね。
③中指
- 押す
- 押さえる
ときに5本の指の中で一番力が入る指です。
人差し指と中指にはモノをつまむために、長さと優れた知覚があります。
ハサミや箸などのモノを使うときに、一番役割が高くなる指なのです。
④薬指
薬指という名前は、5本の指の中で一番使用頻度が少なくて綺麗な指だからと言われています。
また、薬を塗るのに適しているので「薬指」と言われる説や、第四指には呪術的な力が宿っていて病気を癒す力があるため「薬指」と考えられていたという説など様々あるようです。
モノをつかむときに力を入れて握るために、よく曲がることが要されます。
また、統計的に見て左利きの人というのは20〜30%くらい・・・ということは、10本の指の中で一番使用頻度の少ない指でもあります。
ということで結婚指輪をはめるのが薬指・・・なのかもしれないとも言われています。
⑤小指
物を握るときに離さないように力を入れる指。物を持つときや置くときなどに安定感を持たせてくれる重要な役割を持っています。
極道の方が自らのケジメをつけるために小指を切り落としますが、小指が無くなると手から発揮する力が半減してしまいます。
「無用の指」と言われることがありますが、実はとても大切な指なのです。
指のむくみの2つの原因
指が疲れてくると、指輪がキツくなったり、むくみを感じると思います。寝ているときに体が水平になっているため血流が悪くなり、指がむくんでしまいます。
塩分によるむくみ
むくみの原因となるものの一つは塩分です。
塩分を多く取ると体は塩分濃度を調節しようと体に水分をためこみます。溜め込んだ水分が過度になると、むくみになってしまいます。
また、塩分の濃いものを食べると、のどが渇いて必要以上に水分をとってしまうので、余計にむくみやすくなります。むくみやすい人は塩分に注意しましょう。
お酒の飲み過ぎによるむくみ
お酒の飲み過ぎもむくみの原因になります。
アルコールは腎臓でろ過されますが、飲みすぎると腎臓に負担がかかって処理しきれない水分がたまってしまいます。
また、お酒が弱い方は特に腎臓でろ過する力が弱いために、少しのお酒で浮腫んでしまう原因になるのです。
飲み過ぎた翌朝に顔やまぶたや指など、色々な部位が腫れぼったくなってしまうのはこのせいです。
指は「自分のために」清潔に保つ
男性でも女性でも、その人の第一印象を判断するとき「指の清潔さ」を挙げる人がとても多いですよね。それほど、指先と言うのは見られており、指のお手入れは大事なのです。指のケアというのは、
- 爪
- ささくれ
- 乾燥によるひび割れ
などの処理は常に行い、指を綺麗に保ちましょう。
男性の場合には、もちろん個人差がありますが、指の毛の濃い人はしっかりと処理を心掛ける必要があると思います。
例えばレストランで、食事を運んできてくれた際に指の毛が生えていたら、その毛が料理についていないか不安になってしまいます。
食事の席でなく普段も、モジャモジャの毛より毛が無い方が清潔感を感じ、好感を持ちやすくなると思います。
一番目に止まるのが手であるからこそ、エチケットとして普段からケアをしましょう。
男性だけでなく女性も、人と接するときのマナーとして、指や指先の清潔さは保っておきましょう。
指が清潔かそうでないかで、ご自身の印象が大きく変わってしまいますからね。
指を喜ばせるストレッチ
指の疲れやむくみを感じているときに「ありがとう」を伝えて、疲れを解消する方法を紹介します。
いつでもどこでもできる方法なので、指に「いつもありがとう」を伝えましょう。
①指を反らせる
- 腕を真っ直ぐ伸ばして手首を返し、反対の手で伸ばしている方の指を掴みます。
- そしてその4本の指を反るようにして伸ばします。
- 筋肉のストレッチと同じように20~30秒くらいしっかりと伸ばしましょう。
- 特に疲れている指があるときには、1本ずつ、もしくは2本ずつしっかりと伸ばすのもいいでしょう。
- 終わったあとにスッキリとして指が喜んでいることを実感できたら、血流が循環しており「ありがとう」を伝えられている成功の印です。
②指をプッシュする
- 指先には毛細血管が密集しているので、疲れて血流が悪くなるとむくんでしまいます。
- 爪のまわりから第一関節以下、第二関節以下と順に指の付け根に向かってプッシュするように揉んでいきましょう。
- これを10本指の全てに行って「ありがとう」を伝えましょう。
また、指と指の間をプッシュしてあげるのもいいですね。指と指の間も押してみると、意外と痛みを感じることがあります。痛みを感じるようであれば、指の間が凝っている証拠です。デスクワークや自炊で、普段から使っている手指のコリをほぐして、また明日から元気に働いてもらえるよう感謝の気持ちを込めてプッシュしてあげましょう。
指先を揉んで伝える感謝の気持ち
指先にはたくさんの神経や毛細血管が通っています。心身が疲れていたり、ストレスが溜まっていたりすると、指先が硬くなってしまいます。また、自律神経が乱れると、指先をつまんだ時に痛みを感じることがあります。
日々、私たちの何気ない行動で精一杯動いてくれている指に感謝の気持ちを込めて、指先マッサージをしましょう。
- まずは親指の先、爪の両側を人差し指と親指でつまみます。
- つまんだら、上下や左右にグリグリと揉んでマッサージしましょう。
- 指1本に対して、3分ほどじっくりマッサージして「ありがとう」の気持ちを伝えましょう
- 指揉みは、薬指を除いた指に行ってください。
指揉みをして、初めは痛みを感じる場合がありますが、慣れていけば気持ちよく感じるようになります。
また、痛みを感じるのは、効いている証拠でもあります。酷使して疲れている指に感謝と労いの気持ちを込めて、マッサージしてあげましょう。
この指揉みですが、疲れている時以外にも
- ストレスが溜まってイライラする時
- 寝つきが悪い時
などの自律神経が乱れている時に行うのも効果的です。深呼吸をしながら行えば、終わった後にはスッキリとしたリラックスした状態になれるでしょう。
まとめ
それぞれ異なった役割がある「指」は、人間の体の部位の中でも重要度の高い部位です。
細かい作業をすることも、あなた自身の清潔さ、第一印象を作ってくれる部位でもあります。
清潔さを保つための指先ケアや、疲れて血流が悪くなってしまったときの指先ケアを行うことで、日々私たちの行動を助けてくれている指先に「ありがとう」の気持ちを持って、これからもご自身の指を大切にして付き合っていきましょうね。
以上、「 手の指にありがとう 」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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