足は足でも、ふくらえはぎや足先ではなく太ももの構造や役割に興味のある方へ太い腿と書いて表す「太もも」は場合によっては女性から嫌われがちですが、本来の役割と仕組みを理解して感謝の気持ちを伝えたいですよね
本記事では太ももの役割を理解していただき「ありがとう」と思っていただける情報をエスコートいたします
太ももへの感謝のフレーズ
日頃、大活躍してくれている太ももに深い感謝と愛を込めて
- 血管やリンパ管、神経などの大切な組織を守ってくれてありがとう
- クッションとなって衝撃から守ってくれてありがとう
- 膝を曲げ伸ばしさせてくれてありがとう
- ヒップアップをサポートしてくれてありがとう
- 激しい運動に耐えてくれてありがとう
- 触ると気持ちいい触感にしてくれてありがとう
- 正しい姿勢を保ってくれてありがとう
- 歩行を手伝ってくれてありがとう
- 気持ちよく走らせてくれてありがとう
- 血流を良くしてくれてありがとう
太ももの構造
常に痩せたい部位として、堂々一位として輝く太もも。なぜ「太い」のか?太ももを構成している大腿四頭筋はどういう構造になっているのか?を詳しく知りたいですよね。
太ももは、
- 歩く
- 走る
- 蹴る
- 跳ねる
と言った足が行う動作の大切な原動力になっているのです。
しかし、「痩せたい」「細くありたい」という欲求から憎まれ役になってしまっている部位でもありますよね。
「太い」「もも」という名称になっており、脂肪や筋肉が多く付いているこの部位は無駄に太いわけではありません。
太ももには筋肉や脂肪以外に血管やリンパ管、神経など、生活をする上で重要な働きを担うものが詰まっているのです。
これらの大切な組織を守るクッションとなる部位だからこそ脂肪がつきやすく、太くなっているのですね。
太ももに脂肪がつきやすいのは大切な組織を守るためなので、全く脂肪や筋肉が無くなってしまうことは問題なのです。
その為には、太ももの構造や脂肪の役割を理解して感謝し、健康的かつ理想的な太ももを目指していきましょう。
理想的な太ももの太さを算出する計算式
特に女性は気になる太ももの太さではないでしょうか?一般的には 身長 × 0.3 (cm)、日本人女性では 45~50cm が理想とされています。
(例) 160cm の女性の場合 160 × 0.3 =48cm
ではさらに、体重と比較した理想的な太ももの太さの出せる計算式を紹介します。
(例) 160cm の女性の場合
身長(1.6m) × 身長(1.6m) × 20 = 51.2 となるので、
51.2 - 48= 3.2 となり、理想的な太さを若干上回っているという計算になります。
ご自身の太ももの太さがこの計算式で 「プラス」の答えになってしまう人は、エクササイズ等で「マイナス」になるように目指しましょう。
男性の場合は男らしくたくましい太さを求めて「プラス」を目指しましょうね。
太ももを構成してくれている筋肉
太ももについている筋肉には前方にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と、お尻側についている大腿二頭筋(だいたいにとうきん)の二つで構成されています。それでは、それぞれのつくりと役割をご紹介していきます。
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の役割とつくり
まず、大腿四頭筋の役割をご説明します。
大腿四頭筋とは、人体の中では最も大きな筋肉で、主にヒザを伸ばすときに動く筋肉として活躍してくれています。
この筋肉が運動不足などで筋力が衰えてしまうと、ヒザ周りに脂肪がつきやすくなり、太もも全体が太くなってしまい、膝に脂肪が乗っかるようになってしまいます。
大腿四頭筋は、脚力をコントロールする重要な筋肉でもあり、
- ジャンプ
- キック
- ダッシュ
と言った下半身のパワーが要求されるあらゆる動作や運動をサポートしてくれている大切な筋肉なのです。
大腿四頭筋のつくりですが、
- 大腿直筋
- 外側広筋
- 内側広筋
- 中間広筋
という4つの筋肉で構成されています。
大腿二頭筋(だいたいにとうきん)の役割とつくり
大腿二頭筋は、ヒザを曲げるときに動く筋肉として活躍してくれています。
この筋肉が衰えてしまうと、お尻とももの境が無くなり、パンツを履いたとき不恰好なスタイルになってしまいます。
裏ももを構成する筋肉をハムストリングスと呼びますが、大腿二頭筋は外側ハムストリングスと呼ばれることがあります。
特に、
- 陸上選手
- サッカー選手
- 格闘技の選手
の方々が発達している筋肉の部位でもあります。
大腿二頭筋のつくりですが、
- 大腿二頭筋長頭
- 大腿二頭筋短頭
の2つの筋肉で構成されています。
太ももにありがとうを伝える3つの方法
体の中で最も大きな筋肉である太ももですが、大きいからこそ役割は大きく、特にスポーツをするときに負担がかかってしまう部位でもあります。また長時間のデスクワークによって血流が滞って、
- 疲労
- むくみ
の生まれやすい部位でもありますね。
大きな筋肉だからこそ、疲れたままにしておくと、日頃活躍してくれる太ももに可哀想な思いをさせてしまうことになり、自分自身まで不機嫌になってしまいます。
そうならない為には、太ももに対して
- 揉みほぐす
- もも前を伸ばす
- もも裏を伸ばす
といった以上の方法で、日頃の感謝の気持ちを込めて「ありがとう」を伝えていきましょう。
まずは、太もも前面を揉みほぐして、硬く縮こまった筋肉を柔らかくして、代謝をアップし、感謝の気持ちを伝えていきましょう。
- 足裏を地面にしっかり着けてイスに座ります
- 足を楽に開きます
- 上記1枚目の画像のように、太ももの付け根に両手の親指を重ねて置きましょう
- 上記2枚目の画像のように、イタ気持ちいいくらいの感覚で軽く前ももの付け根を押しながら、ヒザまで親指を滑らせます
- ヒザのお皿が出るように、親指で揉みほぐしていきましょう
- 上記を1セットとして片足5回ずつ繰り返しましょう
※反対の足も同様に行ってみてください。
②もも前を伸ばして「ありがとう」
大きな太ももの筋肉は、普通の部位よりもたっぷり時間をかけて伸ばして「ありがとう」を伝えていきましょう。もも前のストレッチは痛い人が多いと思いますが、それは普段からの「ありがとう」が足りていない証拠とも言えます。ストレッチでしっかり伸ばして血流を上げていきましょう。
- 上記1枚目の画像のように片ひざを立てて、反対のヒザは床に置いて真っ直ぐに伸ばします
- 上記2枚目の画像のように床に置いている側の足首を同じ側の手で持ち、状態を前に倒してもも前の筋肉を伸ばしていきましょう
- 前ももは大きな筋肉なので、伸ばす際には時間をかけてゆっくり頑張って2分くらい伸ばすことができたら理想的です
- 痛過ぎる人は立てている足をもう少し手前に、逆にもっとストレッチが強い方がいい人はもう少し奥にひざを置いて、調節しましょう
※反対側も同様に行ってみてください。
③もも外側を伸ばして「ありがとう」
太ももは大きな部位だからこそ、伸ばすべき箇所も多いのです。特に、外側やお尻の血流が滞ったままだと腰痛を招いてしまうので、太もも外側も伸ばして「ありがとう」を伝えていきましょう。
- 上記画像1枚目のように、肩幅に両手を置き、片方の足は曲げて片方の足は真っ直ぐに伸ばしましょう
- 曲げている方の足を反対の手の方に寄せていきます
- 足を寄せ切ったところでヒザを外側に倒して、伸ばしている方の足は楽にしてください
- 土下座をするように、上体を倒していきます
- 上体を倒しながら体重をかける方向によって、もも外側やお尻の筋肉の伸びる箇所が変わってくるので、自分の気持ち良い方向に倒していきましょう
- このストレッチは1回に3分以上かけて、じっくりと「ありがとう」を伝えると良いです
太ももの疲れを癒すマッサージ
毎日毎日、休むことなく力強く動いてくれている太ももは、人間の体と同様に疲労している状態にあることがあります。例えば、
太ももが凝っているような気がする
太ももの筋肉が張っている
太ももが疲れている気がする
膝周りが痛む
といった状態を感じるようであれば、太ももが疲れている可能性があります。
1日の終わりに、普段大活躍してくれている太ももに感謝の気持ちを込めてマッサージをしていきましょう。
用意するもの
- ベビーパウダー
- 手の平
やり方ですが、
- 少量のベビーパウダーを手のひらにはたきます
- 親指を覗いた指4本を膝上に乗せます
- 膝上にある筋肉を少し圧迫しながら左右に揺すります
- 「毎日働いてくれてありがとう」と太ももに感謝の気持ちを伝えながら3分ほど揺すりましょう
- 次は上下に膝上にある筋肉を少し圧迫しながら上下に揺すります
- 先ほどと同様に「ありがとう」の気持ちを込めながら3分ほ膝上を揺すります
以上です。
簡単にできて、太ももの疲労も取れるので是非、寝る前やお風呂上がりに行ってみてくださいね。
まとめ
- 「太もも」はただ無駄に太いわけではなく、血管、神経リンパなどを守るために筋肉や脂肪によって太く覆われています。
- アスリートは別ですが、理想的な太ももの太さは 身長 × 0.3 cm です。これを基準にして、エクササイズやトレーニングを行って美しくカッコいい太ももを手に入れましょう。
- 太ももはいくつかの筋肉で構成されています。スポーツをする方だけでなく、日常生活でも大活躍してくれる部位なので、「ありがとう」を伝えて大切にケアをしていきましょう。
最後に…
ここまでの長文をお読み下さりありがとうございます。
鍛えたり、美しく魅せたり、私たちは脚に自信を持つことで大きな幸福を掴んでいたのかもしれませんね。
以上、「太ももにありがとう」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
関連記事