知らない間に目を守ってくれているまつ毛をお持ちのすべての方へ。
まつ毛が普段どんな役割をしていているのかを知り、感謝の気持ちを込めたケアをしたいですよね。
本記事ではデリケートでありながら人間を守ってくれているまつ毛に「ありがとう」の気持ちをこめた情報をお届けします。
まつ毛がしてくれている役割
眉毛は人間にしかありませんが、まつ毛は哺乳類全般にあります。ということは、まつ毛は大事な役割をしてくれているということです。
そしてこのまつ毛、非常にデリケートであるため、大切にしてあげないと抜け落ちてしまう可能性があります。
人間のまつ毛は人種や人により差がありますが、日本人で約6㎜~9㎜と言われており、片目の上まつ毛が約100本、下まつ毛が約50本と言われています。合計で約150本のまつ毛。
まつ毛の長さは、人間だけでなく哺乳類全てで目の幅の約3分の1と言われています。
この長さは、「まつ毛の役割」として最適な長さであると考えられています。
では、まつ毛はどのような役割をしてくれているのでしょうか?
目を守る役割がある
まつ毛は、ゴミ、粉じん、ホコリなどの異物の侵入を防ぎ、眼球が傷ついてしまわないように常に守ってくれているのです。
また細菌やウイルスなどの侵入を防ぎ、目の病気を防いでくれています。
汗や雨水の進入も防ぎ、目を守ってくれています。
そのために上のまつ毛は下のまつ毛より長く、上向きに反り返り、視界を妨げずに、異物の侵入を防ぐ形をしているのです。
また、その形状により、目の周りの気流を変え、異物が目に近づきにくい状態にしているとも言われています。
異物センサーの役割がある
まつ毛の毛根の周りには知覚神経が集まっており、異物が触れると、反射的にまぶたを閉じる仕組みにしてくれているのです。
保湿効果の役割がある
眼球が乾燥することを防いでいます。
そのため、まつ毛が少なくなると、ドライアイや目の病気になるリスクが高くなってしまうのです。
逆まつげは眼科へ相談
本来は目から外向きに生え、眼球を守るはずのまつ毛が内向きに生えてしまい、眼球に当たって眼球を傷つけてしまう症状です。
この場合、痛いからと抜いてしまうと次に生えてくるまつ毛の毛先が鋭くなってしまい、更に傷つけてしまうという悪循環に陥ります。
速やかに眼科に相談しましょう。
美の象徴となってくれているまつ毛まつ毛はデリケートな体毛であり、目を保護してくれている盾であり、また美の象徴としての役割も担ってくれています。
というのも昔からまつ毛は美の象徴として、特に女性にとってはまつ毛のメイクは欠かせないものとなっています。
まつ毛を美しく魅せる方法には、
- マスカラでまつ毛を濃く長くする
- まつ毛パーマでまつ毛をカールさせる
- 付けまつ毛でまつ毛をボリューミーに魅せる
- まつ毛エクステで自然にまつ毛を長く魅せる
- まつ毛美容液で自まつ毛を強く長く育毛させる
といった数多くの方法があります。
また、男性は伏し目がちな女性に惹かれるという話を耳にすることがありますね。確かに、伏し目がちな時のまつ毛が美しい人には男女問わず、見とれてしまうものです。まつ毛は人間を美しく魅せるために大いに役立ってくれているのです。
大切にしないと抜けてしまうまつ毛
まつ毛は非常にデリケートなため、わずかな刺激でも抜け落ち、それがくり返されると、生えてこなくなる可能性もあります。
まつ毛が抜けてしまう要因には何があるでしょうか?
厚すぎるメイク
アイラインで目の周囲を塗りつぶしてしまうような厚すぎるメイクは、まつ毛の生え際にダメージを与え、まつ毛が抜けてしまう可能性があります。
厚すぎるメイクは避けましょう。
古いビューラーや、不潔なビューラーの使用
ゴムが劣化していたり、汚れているビューラーを日々使用していると、まつ毛にダメージを与え、まつ毛が抜けてしまう可能性があります。
綺麗なビューラーを使用しましょう。
根元だけを強く上げる
ビューラーでまつげの根元だけを強く上げると、まつ毛が抜けてしまう可能性があります。
根元、真ん中、毛先と優しく上げましょう。
メイクの洗い残し
メイクの洗い残しはまつ毛の毛穴を塞いでしまうため、まつ毛が抜けてしまう可能性があります。
メイクはしっかり、そして優しく落としましょう。
涙の放置
泣いたままでいると、涙に含まれるナトリウムが皮脂を分解して乾燥の原因になり、まつ毛にダメージを与えてしまいます。
涙は拭き取るようにしましょう。
汗も同様です。
感謝を込めてセルフケアしよう
リラックスできる環境を大切にする
ストレスや緊張が続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れ、血行や新陳代謝が悪化し、まつ毛の生え変わりのサイクルが乱れ、まつ毛が減少してしまう可能性があります。
またストレスで起こると言われる円形脱毛症は頭髪だけでなくまつげにも起こります。
まつ毛に「ありがとう」の気持ちを込め、リラックスできる環境や時間を作るようにしましょう。
しっかりと栄養をとる
ダイエットや偏食により栄養不足や貧血気味になると、体の中でも皮膚が薄く弱い場所である目の周りに影響がおよび、まつ毛が減少してしまう可能性があります。
また、毛はケラチンからできているため、栄養不足によりケラチンが不足すると、まつ毛が減少してしまう可能性があります。
まつ毛に「ありがとう」の気持ちを込め、ケラチンが摂れるタンパク質を含んだ食品を食べるなど、バランスのよい食事を心がけましょう。
しっかりと睡眠をとる
しっかりと睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され、まつ毛の成長も促されます。
ゴールデンタイムと言われる夜22時~深夜2時に睡眠をとるようにしましょう。
ありがとう
まつ毛に深い感謝を込めて
- 目を異物から守ってくれてありがとう
- 異物が触れると反射的にまぶたを閉じるセンサーの役目をしてくれてありがとう
- 眼球の保湿をしてくれてありがとう
- 横顔のフェイスラインを神秘的にしてくれてありがとう
- 表情や仕草を演出し、魅力を引きだしてくれてありがとう
- 抜けても抜けてもずっと生えてきてくれてありがとう
以上、「 まつ毛にありがとう 」でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。