払っているつもりで払いそびれている税金TOP5

払っているつもりで、ついつい払いそびれてしまう税金。最近は銀行口座からの自動引き落としができる税金もあるようですが、納付書で納める方法だと忘れてしまうことがあります。そんな税金TOP5をご紹介いたします。

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払っているつもりで払いそびれている税金TOP5

 

1.県民税・市民税などの地方税を払いそびれる

県民税・市民税などの地方税は、1期分、2期分というように1年間を何カ月かごとに分けて納税する税金です。毎月納税する税金であれば覚えておきやすいのですが、この地方税は期日を忘れがちになります。

どこかの会社に勤めている場合では、毎月の給与から自動的に天引きして会社が代わりに県や市に納めてくれます。国税も同様に会社が国に納めてくれますが、自営業の方々と違って節税対策がしにくく、不公平と言われる所以です。けれども、この方法であれば忘れるということは防げます。

地方税の納付を忘れ続けていると、やがて督促状がきて、それも忘れていると罰則が課せられます。期日までにきちんと納めている人とのバランスを取るために当然のペナルティだというのが、地方公共団体の立場です。

県民税・市民税は、払いそびれに気付いた時点で速やかに納めましょう。

 


 

2.国民健康保険料を払いそびれる

国民健康保険料も、払いそびれが多い税金です。国民健康保険料は、自治体によっては国民健康保険税とも言います。日本は「誰でも、どこでも、いつでも」保険医療を受けられる、国民皆保険体制の国です。勤務先の健康保険に加入していなかったり自営業であったりする場合は、必ずこの国民健康保険に加入することが義務付けられています。

国民健康保険に加入すると、保険料の納付書が送られてきます。毎月少しずつ納めることもできますし、1年分を一括で納めることもできます。毎月分の納付書と1年分の納付書が一度に送られてくるので、毎月請求書が送られてくる電気やガスと異なり、自分で覚えておいて納めなければいけません。

そのため、ついうっかりということが起こってしまいます。けれども、納め忘れている人には督促状が送られてくるので、そこで思い出すことができます。この時点で納めれば、督促手数料だけですみます。

督促状がきてもまだ納め忘れていると、督促手数料のほかに延滞金がかかります。滞納が長く続くと、国民健康保険証が交付されなくなり、代わりに以下のような証書が交付されます。

  • 短期被保険者証
  • 資格証明書

短期被保険者証は、医療機関での支払い金額は同じですが通常の保険証よりも有効期間が短いものです。また、納税相談や分納誓約の履行とともに、更新手続きを頻繁に行わなければなりません。

資格証明書は、医療機関で一旦全額を支払いが必要になります。余分に支払った分については、後で償還払いの申請をしますが、償還分から国民健康保険税滞納分や延滞金などが自動的に引かれます。

最終的には、財産の差し押さえという措置もとられますので、忙しい方は銀行の口座引き落としにしておくと、国民健康保険料を払いそびれることがないでしょう。

 


 

3.国民年金保険料を払いそびれる

国民年金保険料の払いそびれも、国民健康保険料の払いそびれと同様の理由でありがちです。

国民年金保険料の場合は、国民健康保険料と違って割引制度があります。銀行の口座振替の「早割」の申し込みをしておけば、毎月の納付であっても1年間で数百円安くなります。

また6カ月分や1年分を一括前納すると、何千円もの割引きになります。さらに2年分を一括前納すると、1万5000円程度割引きされます。(西暦2018年末日時点)

反対にいつまでも滞納していると、やはり財産の差し押さえ通知をもらうことになります。
現在の年金生活者を支えている国民年金保険料。払いそびれのないように気を付けましょう。

 


 

4.固定資産税を払いそびれる

固定資産税も、忙しくしていると払いそびれる税金です。固定資産税は、市町村から毎年1月1日時点の固定資産の所有者に納税通知書が送られてきます。納税期限は、例えば東京都では以下のように定められています。

納税期限
第1期 6月30日
第2期 6月30日
第3期 1月5日
第4期 3月2日

 

固定資産税も、納税期限を過ぎると延滞金が発生します。一例として、山梨県南アルプス市の「滞納処分の流れ」をご紹介いたします。

  1. 納税通知書発送
  2. 納付期限
  3. 延滞金の発生
  4. 督促状発送
  5. 催告(文書や電話等)・納税相談・訪問徴収
  6. 給与調査・財産調査
  7. 差押予告通知
  8. 差し押さえ
  9. 公売

なんと最後には財産を公売にかけられてしまいます。このようなことは、なんとしても避けたいものです。固定資産税を払いそびれることのないように、納税期限には注意しましょう。

 


 

5.自動車税を払いそびれる

自動車税は毎年5月中が納税期限ということもあり、忙しい年度始まりの中、払いそびれる方が多い税金です。今まで見てきた4つの税金もそうですが、納付書で納税する税金は忘れがちになりますね。

自動車税の場合、法的に見ると納税期限から約1カ月で車を差し押さえられる可能性が出てきます。もちろん車だけでなく、滞納者の預金やそのほかの財産も、差し押さえの対象です。けれども、実際には1カ月滞納したら即差し押さえということはありません。滞納者と話をした上で、払う力があるのに払わないような場合に限り、差し押さえになります。

自動車税は、払い忘れていると車検が受けられなくなります。いざ車検というときになってあわてないために、自動車税も納税期限を守ってきちんと納めましょう。

 


 

まとめ
払っているつもりで払いそびれている税金TOP5

  1. 県民税・市民税などの地方税
  2. 国民健康保険料
  3. 国民年金保険料
  4. 固定資産税
  5. 自動車税

どの税金を払いそびれても、財産差し押さえまでの流れはおおよそ同じです。差し押さえの前には督促状など何回かの働きかけがあるので、忙しいからとスルーせずに気付いた時点で納めれば怖いことはありません。
やはり、税金はきちんと納めるのが基本ですね!

以上、
「払っているつもりで払いそびれている税金TOP5」でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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・国民健康保険税について:http://www.city.ohtawara.tochigi.jp/docs/2013082772527/
・日本年金機構:http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=5789
・日本年金機構:http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=22807
・日本年金機構:http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=5788