夢の宇宙旅行! 気になるアレやコレ

夢の宇宙旅行!気になるアレやコレ

宇宙旅行と聞いても、あまりに現実感がなく「雲をつかむような話」だと、憧れることもありませんでした。
しかし、最近ではZOZOTOWNの前澤社長が民間人初の月へ旅行の実施を発表するなど、宇宙旅行も現実的な話になっており、非常にワクワクしています。
ここでは、宇宙旅行について気になることを調べてみた結果をご紹介します!

夢の宇宙旅行! 気になるアレやコレ

 

1.宇宙旅行の実現化まで

人類が初めて宇宙空間へ到達したのは、1961年4月12日のこと。ソ連のユーリイ・ガガーリン少佐が、ボストーク1号に乗って地球を1周する108分の初の有人宇宙飛行を行い、「地球は青かった」という名言を残しました。でも、これは国家政策によって行われた宇宙開発で、これからお話する「宇宙旅行」とは意味合いが異なります。

個人的な関心によって行われた、初の旅費自己負担の宇宙旅行となると、2001年に米国の大富豪デニス・チトーがソユーズの定期便に乗せてもらう形で実現したものになります。

その後、アメリカのスペース・アドベンチャーズ社が、これまで7名の民間人をISS(国際宇宙ステーション)に運び、「宇宙旅行」に成功しています。ただし、これには莫大な費用――それこそ数十億円――が必要となり、世界の大富豪でなければ宇宙旅行など夢のまた夢でした。しかも「本格的」な宇宙滞在になるため、宇宙飛行士に準ずるような長期間の訓練も必要です。

現在は、多くの民間企業が、特別な訓練などが不必要で、現在の海外旅行程度の手続きと身体的負担で、宇宙空間に短期間滞在し帰還することを目指し、技術開発にしのぎを削っています。

今のところ、新型の民間宇宙旅行事業で一歩リードしているのが、イギリス・ヴァージン・グループの創設者リチャード・ブランソン氏率いるヴァージン・ギャラクティック社(以下ヴァージン社)です。同社は2004年に世界初の民間宇宙船を高度100kmの宇宙空間に到達させることに成功したスケールド・コンポジッツと提携。以降、テスト飛行が続けられ、2015年春までには第1号としてブランソン会長とその家族が宇宙へ旅立つ予定となっていましたが、計画は遅延中で、2014年には試験中に墜落事故を起こすなど、2018年時点ではまだ実現に至っていません。
最初の顧客が実際に宇宙旅行に行けるのが数年内と言われていますが、実現が待たれるところです。

 

2.宇宙旅行費用

一番気になるのが、その費用ですが、お値段は25万ドル。2018年12月現在の日本円でおよそ2671万円です!!
この料金には宇宙フライトの費用およびアメリカで旅行実施直前に行われる3日間の準備訓練の費用が含まれますが、日本からの移動代や現地滞在費、代理店の手数料などは含まれません。

概要

  • 費用:25万ドル
  • フライト、および準部訓練費用を含む
  • 現地までの旅費、滞在費は別

この宇宙旅行には、18歳以上の健康な人なら誰でも申し込みが可能です。現在、全世界の契約者数は700人ほどで、多くはアメリカ人をはじめとした欧米人からの申し込みが中心。
クラブツーリズムを通しての日本の契約者は19名(男性14名、女性5名)。平均年齢は約60歳、およそ3分の2が会社経営者だそうです。

 

3.募集企業

  • 企業名:Virgin Galactic
  • 本拠地:アメリカ
  • 創業年:2004年
  • 日本の代理店:クラブツーリズム・スペースツアーズ

1章でも触れていますが、現在、宇宙旅行の開発で他社より先んじているのがヴァージンギャラクティック社で、ヴァージングループの一社です。
同社は航空、鉄道、金融、通信などを手がける多国籍企業で、日本ではヴァージンアトランティック航空が有名。
ヴァージンギャラクティック社は同グループで宇宙旅行をビジネスとして実現するため、2004年に設立されました。日本国内では近畿日本ツーリスト系のクラブツーリズムが2014年1月、子会社「クラブツーリズム・スペースツアーズ」を設立し、公式代理店として本格稼動しました。
もはや宇宙旅行は夢物語ではなく、25万ドルを支払えば誰でも予約できる時代になったのです。

 

4.フライトプラン

申し込みから、宇宙旅行を体験するまでには以下のような経緯となる予定です。

  1. 現場へ到着
  2. 準備期間
  3. 出発!!
  4. 宇宙空間

現場へ到着
申し込みをしたら、アメリカのニューメキシコ州南部にある民間宇宙港「スペースポートアメリカ」へ。出発の4日前には、世界中から参加者が集合します。
ここで、一緒に宇宙へと旅立つ6名の仲間たちが、初めて顔合わせをするのです。

準備期間
宇宙の旅には一定の準備が必要とされ、現地の「スペースポートアメリカ」にて3日間の事前トレーニングプログラムと、専門医による健康診断が用意されています。
ここでの訓練期間は、宇宙を最高に楽しむための大切な準備の時間となります。

出発!!
準備期間を経て、いよいよ宇宙への旅立ちです。専用のフライトスーツに身を包み、見送りを受けながら搭乗。そして母船とともに出発です!
高度15kmの上空までは、母船「ホワイトナイト2」に運ばれ、そこで宇宙船「スペースシップ2」は母船から切り離されます。
そして「スペースシップ2」のロケットエンジンが点火され、マッハ3.3のスピードで一気に宇宙空間へ。
全身で約3.3Gの重力加速度を感じながら宇宙に向かいます。

宇宙空間
大気圏を超え、パノラマウインドウからの景色を眺めると、空の色がコバルトブルーから漆黒へと徐々に変わっていきます。ロケットエンジンが切れると訪れる圧倒的なまでの静寂。そして、無重力の世界に到着です。

宇宙空間ではシートベルトを外し、無重力に身を任せ、宇宙船内を漂います。パノラマウインドウからは、真っ暗な中、地球が青く輝き浮かび上がります。

重力からの解放と、深く澄んだ地球や他の星々の煌めきを堪能できるとのこと。
この時間は4分ほど。

その後、再びシートベルトを装着し、地球へと戻っていきます。
地球への帰還後、宇宙旅行を証明する記念品など特別なプレゼントも企画中だそうです。

よりイメージが明確に感じられる動画をここに紹介いたします。
『宇宙旅行アニメーション映像(日本語版)』

 

5.公表している著名人

宇宙旅行という大変刺激的なイベントを知り、富豪の人々やセレブが黙っているはずがありません。
多くの著名人が、この宇宙旅行に申し込みをしたと言われています。
現時点で宇宙旅行をすると発表している著名人は、わかっているだけでも

  • サラ・ブライトマン
  • レディ・ガガ
  • レオナルド・ディカプリオ
  • 岩城滉一

とそうそうたるメンバーです。
なかでもユニークなのがディカプリオで、2013年、自身の宇宙旅行の同行権をチャリティーオークションに出品し、モナコ在住のロシア人男性が120万ユーロで落札したとのこと。
さらに、翌年もう一つの席を同じくオークションに出し、70万ユーロで落札されたそうです。
ちょっと割高になりますが、世界的な名優と宇宙旅行というレア中のレアな体験をできるのならば、お値段以上の価値があるかもしれませんね。

 

最後に…

ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。

「夢のまた夢」の存在であった宇宙旅行が、実現間近となりましたが、やはり安全面が一番の懸念材料といえます。
2014年、テスト飛行中の墜落により、飛行士2人が死傷するという痛ましい事故がありました。

2014年内を目標にしていた「スペースシップ2」の初の宇宙飛行に乗り込む予定だった英ヴァージン・グループ創始者リチャード・ブランソン氏は、かつて「私の最大の懸念は大気圏への再突入だ。米航空宇宙局(NASA)は宇宙飛行士全体の3%の生命を失っている。彼らにとって再突入が最大の問題だった。国家事業に死亡率3%の危険は許されても、民間企業では1人の生命を失うことも許されない」と英メディアに話しています。

宇宙旅行の実現はとても待ち遠しいですが、安全性を最優先に、技術のさらなる発展を願わずにはいられません。

以上、
夢の宇宙旅行! 気になるアレやコレ」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。