現物純金資産の管理方法と購入や基礎知識

純金現物購入の基礎知識 4点
資産の管理を検討し、運用の手段の一つとして純金を考えている方へ

最も安全と言われている純金資産で、安定の財産を守っていきたいですよね。

ここでは、純金購入の手順やメリットをご紹介します。

現物純金資産の管理方法と購入や基礎知識

 

1.資産としての純金

純金を購入するのは「投資」としての側面が非常に強いものです。
まず、元本が保証されていません。純金の価値は決してゼロにならないのですが、金の価格が下がると、その分は損をしてしまいます。
しかも、ただ所有しているだけでは、当然利息もつかないので、『確実に』資金を増やすには利率の良い定期預金を調べて、そちらへ預けた方が良いでしょう。
もちろん金相場が上がれば利益が発生するのですが、100%の利益を約束するものではないことを先にお断りしておきます。

 

2.純金購入のメリット

  1. 価値がなくならず、換金性が高い
  2. 金融不安などに左右されない
  3. 現物を保有することができる
  4. 5年以上の保有で税金が減額

価値が無くならず、換金性が高い
純金(金地金)は究極の現物資産であり、株や債券などと違って紙屑同然になることはありません。世界各国で換金できるという点も魅力です。

金融不安などに左右されない
金はそのものに価値があるため、政治経済が不安定でもあまり影響を受けません。このため、不景気、経済不安になると、金の価値が上がるといわれています。これが、最近の経済危機の中で、金相場への投資が急速に注目を集める理由でもあるのでしょう。
また、現金よりも安定しているので、財産を長期的に安定して保有したいという人にも、金の所有は向いているといわれています。金自体に価値があることから、「守りの資産」であるといえるでしょう。

現物を保有することができる
紀元前の昔から、金は見た目の美しさを超えた価値を持つ物質として、富の象徴として人の心を魅きつけてきました。
金地金は、購入すると実際にゴールドバーを手にすることができ、その独特の感触を楽しむことができます。ずっしりとした重さやひんやりした感触、それでいながらどこか温かみのある金の魅力を肌で感じられます。

5年以上の保有で税金が減額
金の売却時には、譲渡所得が課税されますが、5年以上保有すると、課税対象となる売却益が半分に減額されるメリットがあります。最大40%の累進課税の場合、20%も減額されます。
また、10年、20年といった長期的な視点で考えた場合に、価格変動に強い純金投資の威力が発揮される性質を持つので、長期的な投資をする人には適した資産運用手段です。

 

3.純金購入(投資)のデメリット

1で言及した内容と重複する箇所もありますが、すべての投資にはリスクがつきものです。
他にも注意しておきたい点をここに挙げます。

  1. まとまった資金が必要
  2. 盗難の心配
  3. 売買する会社が異なると不利益になり得る
  4. 日本国内での2つの金取引リスク

まとまった資金が必要
金地金の販売は500g~1kgが中心で、ある程度まとまった資金(1Kg500万円前後)が必要です。少量単位の購入は、手数料が割高となってしまうので、コストを考えるなら500g以上を購入した方が良いでしょう。

500g未満で売買すると、「バーチャージ」という手数料が発生します。これは、信頼のおける金を提供するためであり、一旦買い取りした金はそのまま再販せず、溶解・検査をして新しい地金に製造し直すので、その際の費用と言われています。

盗難の心配
純金そのものを手元においておく場合は、盗難や災害のリスクが発生します。
その防止策として盗難保険や金庫保管がありますが、それらのコストも必要経費に含めないと本当の利益率は算出できません。
安全のため、多少コストがかかっても金地金取り扱い会社による保管サービスを利用も検討した方が良いでしょう。

売買する会社が異なると不利益になり得る
購入する会社と売却する会社が違ってしまうと、売却時に査定料を取られたり、買取不可となる可能性があります。
基本的に金地金の売買は、同じ取扱い会社で行うことをおすすめします。

日本国内での2つの金取引リスク
金は、国際間ではドルで取引され、日本ではドルでの価格をその時の為替レートで円換算するので、「金価格の変動リスク」と、「為替リスク」の2重のリスクが存在します。国際金価格に変動がなくても、為替レートが変動すれば日本での金価格が変動してしまうため、どちらも気にしておく必要があります。

 

4.純金の持つ魅力

純金には投資の対象としてだけでなく、商品としての価値も支持されており、その魅力は歴史が物語っています。
純金は太古より人間を魅了する金属であり、紀元前に作られたツタンカーメン王の黄金マスクからも、金が高貴なものとして存在していたことが読み取れます。
また、オリンピックでは最高峰の勲章として授与されたり、半導体を使用する電子機器には欠かせない材料であるなど、現在においては貨幣以上の価値を持っているのです。
日本では純金を使用した装飾物を売却する人や、携帯電話の基板に含まれる純金をリサイクルする仕組みが大きな話題になっています。

あの重厚な煌めきをもつ物質には魔力のように人を魅きつけるだけでなく、化学的性質からの使用価値、希少性からの投資の対象としてなど、多様な魅力があるのです。

 

最後に…

ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。

今回は純金の持つ魅力について触れてきました。
ただ貯金しているよりも、あの美しい輝きをその手にその目に感じるだけで、お金に対してより愛着を持てるようになるのではないかと感じます。
相場は上下するものなので必ず利益を産むとは言えませんが、資産運用の手段の一つとして純金を検討してみてはいかがでしょうか?

以上、
現物純金資産の管理方法と購入や基礎知識 」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。