セレブ御用達! 世界一高価な帽子

セレブ御用達! 世界一高価な帽子とは?

TPOに合わせて、身につける人のオシャレを演出する帽子。

形状、素材によりさまざまな種類がありますが、世界一高価な帽子はどういったものなのでしょうか?
ここでは、世界一高額な帽子の魅力について取り上げて参ります。

セレブ御用達! 世界一高価な帽子

 

 

1.世界最高額の帽子

では、世界一高価な帽子についてご紹介します。
それは「パナマ帽」。その最高級品はなんと、300万円もすると言われています。

世界最高額の帽子
パナマ帽について簡単な概要を以下にまとめます。

  • 原産国:エクアドル
  • 歴史:19世紀
  • 素材:パハ・トキージャ

「パナマ帽」という名前なので、中米パナマで作られた帽子と思われそうですが、実際は南米のエクアドルが産地です。
現在では他の国でも生産されるようになっていますが、本物の最高級品のパナマ帽はエクアドル産なのです。
あの、マイケル・ジャクソンのトレードマークにもなっている帽子も、エクアドル産です。

 

2.パナマ帽の由来

では、エクアドル産なのになぜ「パナマ帽(=パナマ・ハット)」と呼ばれるようになったのでしょうか?
諸説あるのですが、パナマ運河建設時(1903年〜)に、多くの労働者がこのエクアドル産のこの帽子を使っていたことが、パナマ・ハットと名付けられたきっかけと言われています。

また、19世紀中頃はエクアドルの名前はあまり知られておらず、それらの帽子がエクアドル産であるのにも関わらず、”パナマ産(Made in Panama) “として商業的に販売されてしまっていたのです。
その後、当時の大統領である、セオドア・ルーズヴェルトが、パナマ運河を訪問した際、パナマ・ハットをかぶっていました。それがきっかけとなり、パナマ・ハットが一般に広まったとも言われています。

 

3.高級である理由

パナマ・ハットは、パハ・トキージャという、強くしなやかで、繊細な繊維をもつ椰子の一種の葉から作られています。この植物はエクアドルでしか育たない、とても貴重なものです。
そして、エクアドルの中でも、気温・湿度ともにパハ・トキージャを加工するのに最適な、エクアドルのマナビ県モンティクリスティ(Montecristi)で代々編まれてきたのです。

ファッション性の高さと、優れた加工技術、実用性を兼ね揃えたモンティクリスティのパナマ・ハットは、世界に愛好家がおり、高級パナマ帽はセレブ御用達として人気も高まっていきました。
中でも、モンティクリスティの小さな村「Pile(ピレ)」で、小さな家のなかでパナマ帽を編んでいる、シモン・エスピナル(Simón Espinal)氏は、魔法のような技術を持ち、最高級の中の最高級であると言われています。

シモン・エスピナル

シモン・エスピナル氏の作る帽子は、世界一繊細な編み方で、しなやかでありながら丈夫です。誰にも真似することのできない技で編まれた帽子として、パナマ・ハットとしては破格の値が付けられるようになりました。

年に3〜4個しか生産できないため、彼の作品にはお目にかかる機会は少ないと思いますが、彼の帽子を手にした人は
まるでシルクのようで、太陽にかざしてもその編み目から光が漏れることがないほど、密に編み込まれて、帽子をかぶっていることを忘れる程の軽さ」と感激するそうです。
さらに、このパナマ帽は柔軟さと強靭さを兼ね備えています。旅行鞄に丸めて詰め込んでも、丸めてポケットに入れて持ち運んでも、元の帽子の形が崩れることがなく、実用性もとても優れているのです。

  1. 素材がエクアドルでないと育たない
  2. 高い技術
  3. 希少性
  4. 高いクオリティ
  5. 実用性

以上の条件から、300万円という価格も決して法外ではなく、良心的なお値段のように思います。

 

あとがき

ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。

世界一、高価な帽子が「パナマ帽」であると知った時、意外に思ったのが正直なところです。
しかし、品質の高さ、希少性からセレブに愛され、選ばれていることが納得できました。
最後に、この帽子の製作者であるシモン・エスピナル氏の言葉を紹介しましょう。
ブレント・ブラック(氏が契約しているアメリカの帽子会社)と20年間続けてきた僕の仕事のおかげで、僕の人生は変わることができた。生まれ育った村に、家族のために家を買うことができた。この状況が続けられるように、毎日神に祈りながら、帽子を編むんだ
仕事に対する誠実な姿勢と、感謝の気持ちが溢れるこの帽子を手にできら、こんな幸せなことはないのではないでしょうか?

🔗ブレント・ブラック公式ホームページ

以上、
セレブ御用達! 世界一高価な帽子」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。