世界一高価な犬種 ベスト3をご紹介!

世界一高価な犬種 ベスト3をご紹介!
人間のパートナーとして、1万5千年もの間、私たちの生活に深く関わってきた犬。
その間、進化・多様化をして、現在では多くの犬種が存在しています。
ここでは、世界で最も高価な犬種を紹介するとともに、その魅力もお伝えします。
最後までお付き合いいただければ、幸いです!

世界一高価な犬種 ベスト3をご紹介!

 

1位:チベタン・マスティフ

価格帯100万〜数千万円
チベタン・マスティフ
世界で一番高価な犬種としてまず挙げられるのが、『チベタン・マスティフ』です。
その名の通り、チベット高原を原産地とする超大型犬で、中国で1200万元(=約1億9714万円)の値がついた個体も存在します。
このような値段はやや特殊なケースでもありますが、それでも相場自体が大変高価です。
なぜここまで高価なのでしょうか? その理由をいくつか挙げてみましょう。

  • 頭数そのものが少ない
  • 繁殖期が年に一度しかない
  • 厳選認定された特定の系統しか種として見なされない
  • 保護動物に指定されている
  • 中国の富裕層が増加

このように、何と言っても数が少なく、認定基準も厳しい犬種のため、市場に出る個体数自体が少ないのです。
さらに、中国ではこの犬種の飼育がステータスにもなっており、富裕層が増えている状況の中、需要だけが増え、値段が高騰しているという背景も、大きく影響しているのです。

このチベタン・マスティフの容姿には、首回りの毛の特徴から「獅子型」「虎型」などのタイプがあります。
この「獅子型」が風水上、中国の方々に大変好まれ、非常に人気があり、タテガミが立派であればあるほど、値段もつり上がっていくそうです。

入手

日本において、チベタン・マスティフの飼育は可能ですが、超格安でも100万円以上が相場で、しかも毛並、血統などがあまりよくない個体になってしまうそうです。
もし、いい血統を手にいれるとなると、輸入という手段になってしまいますが、その場合は、個体の値段に加え、運搬にかかる費用や検疫などの手間により、実際に飼うまでに相当の期間と費用を必要とすることになります。

飼育に関する注意点

また、飼育について気をつけたいのは、身体が大きいためにそれ相応のスペース、日常の運動の確保が欠かせない点です。
さらに、しつけを間違えると、手に負えなくなってしまう恐れがあります。
ただし、きちんと信頼関係を築けたなら、本来、飼い主に非常に忠実で勇敢な性格なので、最高の番犬になってくれることでしょう。

 

2位:サモエド

価格帯:約49万~134万円
サモエド
サモエド』は、現在のロシアにあたるシベリアのツンドラ地方で、3000年にもわたり遊牧民族であるサモエド族と共に暮らしてきた、土着の犬です。犬の原種に最も近いといわれ、真っ白でボリュームのある毛並がとても美しく、そして大変に可愛らしい犬種です。

元来、サモエドには白だけではなく、黒や茶色の個体も存在していましたが、白い毛色が好まれたため、選択繁殖を繰り返す中で、やがてサモエドは白い犬ばかりになっていきました。

サモエドも以下の理由で高価な犬種とされています。

  • 頭数が少なく希少価値がある
  • 日本で、テレビ番組のマスコットとしてサモエドが使われた
  • 真っ白であればあるほど高価

やはり、数の少ない犬種というのは高価になってしまいます。さらに、その愛らしさゆえ、テレビ番組で使われたことにより、知名度と共に人気も上昇し、さらに高価な犬種になっていきました。

入手

日本でサモエドを入手することは、チベタン・マスティフを入手するほどは難しくはありません。
むしろ、ブリーダーの方が数多くいます。
ペットショップで購入するより、選択肢が広く、より専門的にサモエドを扱っているブリーダーさんからのご購入がおすすめです。

飼育に関する注意点

サモエドは非常に体力があり、遊び好きでもあるため、毎日1時間以上の散歩が必要です。
また、毛の密度が高く長毛な犬種のサモエドには日々のブラッシングが不可欠で、これを怠ってしまうと毛玉ができたり、皮膚の疾患に発展する恐れがあります。
そして、冬の寒さには強いですが、夏の暑さはサモエドにとって非常に厳しいものになります。
室温管理の徹底は必須項目となるでしょう。

サモエドはとても優しく温和で辛抱強く、他人にも他犬にもフレンドリーです。
そのため、番犬としては役に立たないでしょう。
しかしながら、訓練性能が高く、人間を信頼し、そばにいたがるような気性は、コンパニオンアニマルとしてとても優れていると言えます。
また、上記画像のように、サモエドは口を開けたとき、笑ったように見える「サモエドスマイル」と呼ばれる表情になり、非常に愛らしいです。

ここに、サモエドの愛おしさがよくわかる動画を紹介します。
思わず微笑んでしまいそうなこちらをご覧いただければ幸いです。
『Lexi Wakes Dad UP』

 

3位:イングリッシュ・ブルドッグ

価格帯:約20〜110万円
イングリッシュ・ブルドッグ

コワモテの見た目に、陽気でおっとりした性格をもつ『イングリッシュ・ブルドッグ』は、非常に愛嬌があり、とても知名度の高い犬種です。
しかし、ブルドッグの歴史は、人間の価値観に翻弄された歴史と言えるでしょう。
元来、『イングリッシュ・ブルドッグ』の起源は、「ブル・バイティング(牛いじめ)」という、13世紀にイギリスで人気だったスポーツにあります。
ブルドッグの役割は、牛を攻撃して興奮させ、荒れ狂わせることでした。
牛の鼻に噛みつき、いったん食らいついたら放さない、それがブルドッグの仕事だったのです。
噛みついた状態でも、鼻が塞がって呼吸できなくならないように、わざと鼻がつぶれたような形に改良されたのが、このユーモラスな外見の由来でした。
しかし、動物虐待の見解が強まるにつれ、ブルドッグの役割は失われ、いつしか種の存続すら危うくなっていったのです。
そこで、この種を残すため、ユーモラスな外見はそのままに(さらに強調し)、性格のよい犬種へと改良が進んでいき、現在に至ります。

では、この有名な犬種であるブルドッグが高価である理由は何故でしょう?

  • 不妊傾向にあり妊娠しにくい
  • 自然分娩が不可能
  • 母犬の育児が苦手

ブルドッグは、性格もそうですが外見重視の品種改良が行われた結果、自然分娩はほぼ不可能な犬種となりました。
それゆえ、出産の際には帝王切開で新たな命が誕生します。
さらにブルドッグは生まれたばかりの子犬を誤って踏み潰してしまう恐れも多いので、授乳のたび(約2時間おき)に人間が立ち合う必要が生じてしまいます。

ブルドッグの価格には、その人件費がそのまま計上されていると考えていいでしょう。
さらに、特殊な外見により、呼吸が難しい個体もおり、生存率が他犬種よりも低いことが希少価値を高める原因の一つとなっています。

入手

ブルドッグの入手については、ブリーダーさんも多いので困難ではありません。
ペットショップで見かけることは多くないので、やはりブリーダーの方から購入されることをおすすめします。

飼育に関する注意点

活動的な犬種ですが、高温多湿の環境に弱いので、気温が高く湿気の多い季節には、ジョギングや長時間の散歩は避けましょう。
個性的な形状の口や鼻のため、呼吸疾患のリスクが高いことは、気をつけておきたい点です。
さらに、他の犬種に比べて頭が大きいのでバランスも悪く、ヘルニアなどの疾患にも注意が必要です。

ブルドッグは、個体自体のお値段だけでなく、医療費もかかる恐れがあることを前提にしておいた方が良いかもしれません。

しかし、このオリジナリティーの塊のようなユーモラスな見た目は唯一無二の存在感を持ちます。さらに、知的かつ陽気で人を喜ばせることが大好きです。そんなブルドッグと暮らすことは、家庭に幸せな笑顔を運ぶことうけあいです。

ブルドッグの魅力が詰まった動画を紹介いたします。
一部フレンチブルも混ざっていますが、とても可愛らしく、思わず微笑んでしまう動画です。
『【犬 おもしろ】ブルドッグたちのブサカワムービー』

 

あとがき

ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。

今回は3種の犬をご紹介させていただきました。
もちろん、他にも多種多様な犬種が存在し、それぞれ大変に魅力的な個体ばかりです。
この記事をご覧いただいて、これらの犬種に興味を持っていただけたら幸いです。

以上、
「世界一高価な犬種 ベスト3をご紹介!」でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。