超高級車の世界 覗いてわかったこと 4項目

マイバッハエクセレロ

高級車に憧れはあれど、その世界は奥深く、意外と知らないことも多いもの。
日本においては、一般的に「外車」であればなんとなく高級なイメージを持っている方がほとんどだと思います。
今回は、高級車、いえ、ホンモノの超高級車について紹介したいと思います。

超高級車の世界 覗いてわかったこと 4項目

 

1.購入費用

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当たり前ではありますが、高級車は大変に高価なもの。
一般的なサラリーマンの年収では買えないほどのクラスが、多数存在しています。
この章ではあくまでも例として、ごく一部の車種の値段を紹介します。

  • マイバッハ エクセレロ
  • ベンツSクラス
  • フェラーリ
  • ブガッティ・ヴェイロン
  • ロールスロイス

マイバッハ エクセレロ

マイバッハ(Maybach)は、元々1909年創業のドイツのエンジン製造会社でした。現在ではダイムラー・ベンツの傘下「メルセデス・ベンツ・マイバッハ」としてベンツSクラスを超える超高級車としてのブランドを築いています。
ベンツの最高峰であるSクラスをも上回るマイバッハは、それ自体超高級車です。その中でも「マイバッハ エクセレロ」は、さらに上をいく超超高級車で、そのお値段はなんと 8億円!
一般的なマイバッハはオーナーの好きな仕様にオーダーメイドで製造されます。多くの作業を職人が手作業で製造するため、1日に製造できるのはせいぜい5台ほど。
マイバッハ「エクセレロ」はさらに稀少で、噂によると世界に23台しかないと言われています。購入予定だったのに、支払い能力が足りずに購入できなかったという人もいるほどで、果たして誰が所有しているのかもわからないとも言われる、実にミステリアスな車なのです。

ベンツSクラス

上記で述べた「マイバッハ エクセレロ」を紹介した後なので、少々かすんでしまいますが、ベンツのSクラスも垂涎の超高級車であることに異論はないでしょう。
何より、日本において知名度抜群、高級車の代名詞とも言えるこの車に言及しない訳にはいきません。
お値段はクーペで1724万円〜。セダンでも998万円〜と、簡単に購入できるような代物ではないですね。

フェラーリ

フェラーリも多くの人が憧れる超高級車の代表格で、シルエットの美しさ、カラーリングの鮮やかさは他の追随を許しません。
この強すぎる個性、恵まれたスペックゆえ、日本の道路では扱いづらく、ベンツに比べて目にする機会が少ないのですが、それは価格帯がベンツを上回ることも原因の一つでしょう。
お値段は一番安いモデル(カリフォルニアT)でも2450万円〜。高いモデル(458スペチアーレ)では3290万円〜と、ベンツSクラスの2倍以上!
これは、あくまで一般的なフェラーリのラインナップです。
フェラーリの「エンツォ」の後継モデルとして2013年にデビューした「ラ・フェラーリ」には、価格が1億3000万円(1億6000万円とも言われている)という超高額なモデルも存在しています。「エンツォ」はこの価格帯にも関わらず、限定生産499台に対して購入希望者が1000人以上と、世界中の富裕層が殺到したこともニュースになりました。

ブガッティ・ヴェイロン

ブガッティ・ヴェイロンとは1998年、フォルクスワーゲングループによって設立されたブガッティブランド初の市販車で、2005年に製造されたスーパーカーです。
販売開始時は車両価格1億6300万円、これは100台単位で生産される自動車としては世界最高額でした。日本ではこれまで4度の価格改定を経て、2009年11月以降の定価は1億7900万円となっています。
この車はビートたけしさんが所有しているということでも知られています。

ロールスロイス

車の王様と表現してもいいのではないでしょうか? 「ロールスロイス」です。
こちらはイギリスの高級自動車メーカーで、BMWが1998年にイギリスウェスト・サセックス州グッドウッドに同社を設立し、ヴィッカースからロールス・ロイスブランドを引き継ぎ、ロールス・ロイスを製造・販売しています。
モデルは「ゴースト」「ファントム」「レイス」とあり、いずれも日本語で「霊」を意味する言葉を使っております。

価格帯は

  • ゴースト  3132〜3712万円
  • レイス   3333万円
  • ファントム 5064~5864万円

やはり、大変に高価な値段が設定されています。街で見掛けただけで良いことが起きそうな気がするくらい、目にすることがあまりないのに、誰もがその名を知っている、そんな伝説のような車。一度でもいいので、そのハンドルを握ってみたいものです。もっと欲を言えば、後部座席で高級ワインを嗜みながら外の景色を眺めてみられたら最高ですね。

 

2.クルマが人を選ぶ

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通常、ほとんどの車はお金さえ支払えば購入できます。
しかし、一部の超高級車では、購入にあたって支払い能力以外にも、審査や条件があるというのです。
例えば、前章で取り上げた「ラ・フェラーリ」は、過去に正規のディーラーでフェラーリを5台購入したことある人でないと買えない、という物理的な無理難題を突きつけてきます。
この車だけなら買えるという支払い能力を持っていても、「過去に」5台購入していなければ、手に入れることはできないのです。

もう一つ例を挙げると、「ブガッティ・ヴェイロン」。
こちらはまず、日本の代理店が顧客の情報(職業・購入目的)を事前に調べ確認します。問題ないと判断されると、情報がブガッティ本社に送られ、本社でも審査があります。ただ、お金を持っているだけでは審査に通りません。ヴェイロンはタイヤだけで約250万と言われており、購入後もしっかりと維持管理できるかどうかまで審査されているそうです。これらの審査を通過した時点で、約5000万円の予約金を支払います。
予約金を支払うと、航空券(ファーストクラス)を伴った招待状が届き、フランス・モールスハイムのブガッティ本社へ招待され、車の内外装、他オプションなどを決め、シートの形状、サイズ、位置などをオーナーに合わせ、テストコース(サーキットなど)で試乗をします。本社に行かずに日本で仕様を決めることも可能とのことです。

このように、ただお金があるだけでは買えないことが、さらに超高級車への憧れを加速させるのでしょう。

 

3.内装もスゴイ

内装もスゴイ
これらの高級車は、車としての機能や安全性はもちろんのこと、内装も目を見張るような造りになっていて、居住性は最高クラスなのは言うまでもありません。
これは「マイバッハ エクセレロ」の内装です。

マイバッハ内装

これは後部座席の写真ですが、まず、広いです。そして、最高級のレザーシートにリクライニングは当たり前。
標準装備の9.5インチモニターに加え、19インチの高精細モニターを装備し、BOSEの高級スピーカーにより、コンサートホールにいるかのようなサラウンドを実現。また、世界初のフレグランス装置も備わっており、車内でいつでもお好みの香りを楽しむことができるという代物です。

そして、ロールスロイスの内装はこちら。


こちらも、当然広々としています。
ドアは、扉が観音開きになるように設計されており、この画像ではわかりませんが、扉には内部に傘が収納できるようになっています。これは、乗り降りの際に少しでも濡れることがないようにという、気配りが感じられるポイントです。

次はフェラーリですが、いわゆるスーパーカーで、居住性というよりは、エンジンのスペックなど、技術の粋を極めた車なので居住性は他の車には劣りますが、それでも最高に贅沢な車であることは変わりありません。
以下の動画で内装をご覧いただけます。

『ハイブリッドスーパーカーのラ・フェラーリの内装映像!』
https://www.youtube.com/watch?v=P9i6q436N8Y

 

4.維持費も高級

維持費
今回紹介させていただいている車を始めとする高級車は、車体価格はもちろんのこと、維持費も高額です。
「ブガッティ・ヴェイロン」を例に挙げます。


この車の維持費は年間で2700万円程と、この額だけで高級車が買えてしまいます! 家だって買えてしまうレベル、まさに破格…。
なぜ、こんなにもお金がかかってしまうのでしょう?
理由は大まかに2つあります。

燃費の悪さ

ブガッティ・ヴェイロンはエンジンのスペックも化け物級。
もし、全力で加速を行った場合、800m進むだけで、1ℓを費やします。10km進むのに、12.5ℓのガソリンを消費してしまうのです。

ホイールの交換も高価

この車のホイールは4本セットで350万円のミシュラン専用。さらに、国内での交換はできず、フランスで450万円かけて交換しなくてはなりません。
日本からフランスまで飛行機を使って交換しに行くだけでも、かなりのお金と時間がかかります。
その上、ブガッティは4000km走行した車にはタイヤの交換を推奨しており、1万6000km走行するごとにタイヤ・ホイールの交換を推奨しています。
宝くじに当たった! 自分の作った曲がミリオンセラー! なんてことがあっても、このブガッティ・ヴェイロンを維持していくのは不可能に近いでしょう。
それゆえ、ブガッティは購入希望者に対し調査を行い、購入後も維持が可能かどうかのチェックを行っているのです。

 

あとがき

ここまでの長文をお読みいただき、ありがとうございます。

今回取り上げた、超が付くほどの高級車。ほかにも紹介したい車種は沢山ありましたが、どの車も存在感がずば抜けており、大変に魅力的なものばかりです。
この車たちを通して、富裕層の生活の一端を垣間見たり、想いを馳せるだけでも、幸せな時間になるのではないでしょうか。

以上、「超高級車の世界 覗いてわかったこと 4項目」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。