日本一のインターネット実業家、熊谷正寿氏を初めて知る5つのポイント

日本一のインターネット実業家、熊谷正寿氏を初めて知る5つのポイント

日本一のインターネット実業家である熊谷正寿氏は、ベンチャーから出発して業界トップになりました。各方面から注目されている熊谷氏を初めて知る方に、5つの注目ポイントをお伝えします。

日本一のインターネット実業家、熊谷正寿氏を初めて知る5つのポイント

 

1.実業家の父のもとに生まれる

実業家の熊谷正寿氏は、インターネットに出会う以前、まだ子どもの頃から、やはり実業家であった父に経営を教えられていました。夕飯の食卓を囲みながら、また家族で出掛けたレストランで食事をしながら、商売の基本や人脈づくりの方法を学んだのです。

熊谷氏はまた、ヒッチハイクの気軽な旅からも、さまざまなことを吸収しました。まだ小中学生の頃、北海道などをたった一人で1カ月ほどかけて回ったとか。この経験で、熊谷氏は初めて出会う人やものにも臆さず接することができるようになりました。このことは、現在でも熊谷氏の大きな財産となっています。

高校受験の際には、無理だと笑われた希望校に見事トップ合格を果たしました。けれども慢心して勉強しなくなり成績が落ちたため、担任の先生の冷ややかな視線にさらされる経験もしています。

起業することを考えていた熊谷氏は、思い切って高校を退学し、父の経営する会社で働き始めました。そして20歳で結婚して子どもも生まれ、放送大学の学業もあるという超多忙な生活に突入したのです。

けれどもある日、アルバイト情報誌を手に持ち「お金がない」と涙する妻を見て、熊谷氏は、起業のために具体的な1歩を踏み出すことを決意しました。


 

2.成功する実業家は手帳に夢の設計図を書く

熊谷氏はまず、数カ月かけて夢を手帳にリストアップしました。数十・数百もの夢を書き出すうちに見えてきたのが「成功」と「幸せ」というキーワードでした。

そしてリストアップした夢を、熊谷氏は2〜3年かけて「夢・人生ピラミッド」という設計図に昇華させました。これは、熊谷氏が世界中の成功体験を研究した上で作り出した、究極の夢設計図です。

熊谷氏は「夢・人生ピラミッド」において、夢を以下のように細分化して整理し、それぞれの夢に達成目標と期限を設けました。

レベル レベルの内容
基礎レベル 健康・教養・知識・心・精神
実現レベル 仕事、プライベート・家庭
結果レベル 経済・モノ・お金

 

熊谷氏が自分自身で立てた目標です。たとえ期限までに達成されなくても、誰にも文句を言われません。ただでさえ多忙な日々の中で、努力を投げ出したい日もあったことでしょう。

けれども熊谷氏は、毎日のように本や新聞を読み、さらに勉強会に参加するなどして、限られた時間の中で貪欲に学びました。コツコツと夢に向かって努力を重ねたのです。これもすべて、夢を明文化・細分化して手帳に書き付け、それを毎日読み返して脳に定着させたからだと、熊谷氏はおっしゃっています。


 

3.賢明な実業家は宗教を手本に会社を経営する

やがて熊谷氏には、実業家として「インターネットの分野でナンバーワンになる」という大きな目標を持ち、28歳で「株式会社ボイスメディア」(現在はGMOインターネット株式会社)を立ち上げました。その際に熊谷氏は、永続する会社をつくりたいと思います。そこで研究したところ、世の中で最も長く続いている組織は宗教団体だという結論に達したそうです。

熊谷氏は1000年続いている宗教団体を調べ、以下の5つの共通項を発見しました。

  • 同じものを読んだり歌ったりする
  • 定期的に一つの場所に集まる
  • 同じ形をとる(手を合わせるなど)
  • 同じものを身につける
  • みんなが強く信じている神話がある

自ら起業した会社に、これらを導入しようと考えた熊谷氏は「スピリットベンチャー宣言」を作成しました。これは他の会社でいうところの「社訓」をもっと具体的にした「聖典」です。GMOグループでは、さまざまな機会に各部署でこの宣言を唱和しています。

その他、熊谷氏と各グループ会社の社長や幹部が、月曜に定例のミーティングを行う。「ナンバーワンポーズ」を制定している。社員が全員徽章を付けるといったことが導入されています。

このように、グループ全体が同じ目標に向かって同じ志で業務に臨めるよう体制が整えられていることが、GMOグループの強さの秘訣です。


 

4.発展する会社は人を大切にする

熊谷氏は事業を「戦(いくさ)」だとおっしゃっていますが、孟子にこんな言葉があります。「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」。これは、戦いにおいて、天が与えた絶好の機会は要害堅固な地勢にはかなわず、また地勢の有利さは人々の団結力には及ばないという意味です。

この言葉のように、事業において一番大切なのは人であり、人の和であるという考えから、熊谷氏は社員を非常に大切にしています。社員を「仲間」または「スタッフ」と呼び、上下関係を感じさせない雰囲気づくりを心掛けています。

また社員の福利厚生の大幅な拡充プロジェクトを推進。オープン時に世間をあっと驚かせた、24時間すべて無料のコミュニケーションスペース(社員食堂)「シナジーカフェ GMO Yours」は、しっかりとした食事から軽食、お菓子、そして「仕事終わりの1杯」まで楽しめるとか。

社外のスタッフも無料で利用できるため、社内のスタッフ同士はもちろん、さまざまな組み合わせのミーティングの場として大活躍しています。
こちらも、世界でナンバーワンのスペースを目指しているというのが、熊谷氏らしいですね。


 

5.ベンチャーの起業家を支援する

熊谷正寿氏を初めて知る最後のポイントは、ベンチャーの起業家の支援事業「GMO TODOROKI」です。情報誌『ベンチャー通信』の編集長である明石智義氏と立ち上げたこのプログラムには、さまざまな支援形態があります。

起業には資金調達が必須ですが、あまりそちらに必死になっていては本業に身が入りません。それでは本末転倒だということで、素早い資金調達の可能性を提供しています。

またGMOグループの代表として多忙を極める熊谷氏が、月に1回面談し、経営課題へのアドバイスをする支援もあります。これから起業する実業家の卵にとっては、願ったりかなったりでしょう。

その他、起業家同士の定期的な交流会の開催や、他の企業の事業紹介、取引先の紹介まで行っているとのこと。すべては「次の時代を創る企業を支援する」という目的のためです。

成功した実業家・熊谷正寿氏は、これからもインターネット業界を牽引し続けることでしょう。

 

まとめ

日本一のインターネット実業家、熊谷正寿氏を初めて知る5つのポイント

  1. 実業家の父のもとに生まれる
  2. 成功する実業家は手帳に夢の設計図を書く
  3. 賢明な実業家は宗教を手本に会社を経営する
  4. 発展する会社は人を大切にする
  5. ベンチャーの起業家を支援する

熊谷正寿氏の人物像をお伝えできたでしょうか。熊谷氏は、社員食堂をつくる際にも社食プロジェクトを立ち上げ、他企業の社員食堂の視察まで行いました。GMOグループでは、社員食堂でもナンバーワンを目指すということです。

熊谷正寿氏のGMOグループを、お手本にしたくなりますね!
以上、『日本一のインターネット実業家、熊谷正寿氏を初めて知る5つのポイント』 でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

参考資料

  • DREAM GATE:http://case.dreamgate.gr.jp/mbl_t/id=344
  • 日経ビジネスONLINE:http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120628/233905/?P=5
  • ニッポンの社長:http://www.nippon-shacho.com/search/result.html?did=27&page=2
  • All About:http://allabout.co.jp/gm/gc/291291/3/
  • キャリコネ:http://careerconnection.jp/biz/studycom/content_1136.html
  • GMO INTERNET GROUP:http://recruit.gmo.jp/welfare/