【汗 – あせ】を含むことわざ7選!

汗に関心のある方へ
汗をかくことは決して恥ずかしくないばかりか、汗は健康の証しでさえあります。
そんな汗を含み、さらにあなたを応援する諺(ことわざ)の世界へご案内します。

【汗 – あせ】を含むことわざ7選!

 

汗顔の至り
(かんがんのいたり)

恥の極み。ものすごく恥ずかしくてたまらないときに用いられる言葉です。
前東京都知事のせこい公私混同ぶりが取りざたされて、「~汗顔の至りです」と汗をぬぐいながら釈明会見していたのは、もう記憶から風化しつつあります。もともと日本人は恥を知る国民と言われてきました。東日本大震災のときに、あれほどの惨事に見舞われたにもかかわらず取り乱すことなく整然と配給を待つ被災者たちの姿が、世界の称賛を浴びたことを忘れることはできません。同胞であることを誇りに思い、根底にあるはずの美意識に恥じない行動を心がけたいものです。

綸言汗の如し
(りんげんあせのごとし)

いちど身体から出てしまった汗を、ふたたび体内へ戻すことはできません。綸言(りんげん)とは、君主や国王などの高い地位にある方々の言葉のことです。つまり、君主や指導者がいちど発した言葉は、訂正したり取り消したりすることができないという意味をあらわします。天子に戯言無し。国王の言葉は不変でなければならない。日本の政治家先生方にお聞かせしたい言葉です。

汗馬の労
(かんばのろう)

頑張ること。いつも涼やかな眼差しの馬が、汗をかいている姿を見かけることはないのですが、そんな馬ですら汗をかくほど頑張っているということを表しています。奔走して頑張るとき、また、頑張っていることを評価し、褒め称えるときに用いられる言葉です。もともとは馬に乗って戦場を駆けめぐるところから言われるようになりました。

汗牛充棟
(かんぎゅうじゅうとう)

汗牛(かんぎゅう)とは、牛が汗をかいている様子をあらわします。充棟(じゅうとう)とは、棟(むね、建物のこと)がいっぱいになることを言います。つまり、牛が汗をかくほどの荷物であり、建物がいっぱいになるほどの荷物があるということです。ただし、この場合の荷物は書物、本に限られます。「汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)」とは、書物がたくさんあることを言います。ITの時代、電子書籍も流通し需要もずいぶんと増えた現代に、この言葉をどのように転化していくかを考えることも、ひとつの楽しみになり得ます。

揮汗成雨
(きかんせいう)

汗を揮(ふる)えば雨と成る。したたり落ちる汗をふり払おうとすれば、となりの人に雨のように降りかかってしまうほど、たくさんの人が集まって汗をかいている様子をあらわします。コンサート会場など、ポジティブな状況の盛況ぶりを表現するときに用いる言葉です。

手に汗を握る
(てにあせをにぎる)

ドキドキはらはらして緊張している状態をあらわすときに用いる言葉です。つまり手のひらに溜まるほど汗をかくということ。野球やサッカーの中継でゲーム展開が白熱してくると、実況アナウンサーが「~手に汗を握る展開です」と言っているのを耳にすることがあります。

天才とは1%の才能と99%の汗である

19世紀のアメリカの発明王トーマス・エジソンの言葉です。この言葉の意味のとらえ方は諸説あります。才能なんてほんの1%にすぎない、だから努力をすることが大切であるという解釈。あるいは、どれだけ努力を積み重ねても1%でも才能がないと、ことは成就しないという解釈。好みで解釈しても構わないと思いますが、エジソン自身、既存の教育システムからは落ちこぼれ扱いされて、ほぼ独学で学びとっていきました。大変な努力家だったのです。99%の努力をするということは、そう簡単なことではありません。

最後に

いかがでしたか?
汗にまつわる諺(ことわざ)をご案内させて頂きました。
汗が人間の身体にとって健康上とても重要で、しかも正直な結果をもたらすということが証明できたとしたら幸いです。これからもいい汗をかけるようお祈りいたします。
以上、「【汗 – あせ】を含むことわざ7選!」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。