【舌-した】舌にまつわることわざ7選

定番にして最強の戒め、そして高い知名度と効力を誇る素晴らしいことわざ。
それは。”口は災いのもと”
発言は命にもかかわる重大な意味を持つことがあります。舌にまつわることわざと向き合って、自分の舌に正しい習慣を教え込みましょう。

【舌-した】舌にまつわることわざ7選

 

 

①賢者は長い耳と短い舌を持つ
(けんじゃはながいみみとみじかいしたをもつ)

賢い人は他人の言うことをよく聞き,自分の言い分を主張することが少ない。
賢者は自分が話す前に、相手の言葉に耳を傾けます。
自分の事を理解してもらうためには、まず相手を理解してからが鉄則ですね。
話す技術よりも聞く技術を磨きたいものです。

②三寸の舌に五尺の身を滅ぼす
(さんすんのしたにごしゃくのみをほろぼす)

不用意、不注意な発言が原因で災いを招き、身を滅ぼすこともあるから、口は慎まなければならない、という戒め。また、人のざんげんによって陥れられること。
三寸の舌の三寸とは、9.09090909 センチメートルです。
五尺の身の五尺とは、151.515152 センチメートルです。
その差約16.6倍。見た目よりもパワフルなんです。

③駟も舌に及ばず
(しもしたにおよばず)

言い損ないは取り返しがきかないこと。駟とは、四頭だての馬車のこと。昔は一番速い乗り物でした。一度言ってしまった言葉は馬車で追いかけても取り消すことができないくらい速い。駟馬を追う能(あた)わず。
時すでに遅し・・・。
何気なく発した”不適切な発言”はあっというまに全国に広がり、辞任を強いられた議員さんの例は数えきれません。
一度失った信頼は、言葉だけでは取り戻せないものでもあります。

④長舌三寸
(ちょうぜつさんずん)

表面では調子のよいことを言って、影では舌を出して笑うこと。長舌は長い舌、人に媚びること。
時々ボクも超絶に長舌三寸野郎です。
おべんちゃらを言って相手が調子に乗った様を見て笑うような事、してますね、たまに。
昔話が大好きな年配の男性とお話するとき、よく長舌三寸になってしまいます。
「昔、モテたでしょ?」「昔、悪かってでしょ?」
なーんて聞くと、おっさんは嬉しそうにします。
ヤなやつですねボク。反省・・。

⑤長い舌は短い毛のしるし
(ながいしたはみじかいけのしるし)

大言をはく者はいざとなると何もできない。口で大きなことを言うものはなかなか実行が伴わない。
偉業を成し遂げるオトコは無口が似合います。オトコは黙って背中で語るもんです。
しかし、自信のなさなのか、はたまた失敗への恐怖なのか。
言葉の多いヤツほど行動に移せないことが多いようです。
とは言うものの、ビッグマウスが功を奏する事もなくはないか。。。

⑥歯亡びて舌存ず
(はほろびてしたぞんず)

堅いものは先になくなり、柔らかいものが長くなる。堅い歯は先に抜けるが、柔らかい舌はいつまでも残る。
頑固一徹で我が道を貫く気合いも大切ですが、柳に風のごとく、柔軟に対応できるほうが長くとどまっていられる事もあるでしょう。
不器用で堅物なオトコは短命の美学を重んじますが、せめて発言は柔らかく努めたいものですね。

⑦舌の根は命を絶つ
(したのねはいのちをたつ)

言葉の過ちのために、往々にして生命を失うことさえもある。
単刀直入なこのことわざ。言葉で殺すこともあれば、言葉に殺される事もあるぜってことです。
聖書の箴言には、”死と生は言葉に支配される”と記されています。(箴言18章21節)
すべての発言は命に通ず・・・。この恐ろしい戒めは忘れたくはありません。
特にインターネットという世界は匿名さんの汚い言葉が溢れ返る世界。
見たくなかった心ない言葉に傷ついてしまった経験があるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
言葉とは不思議なもので、最終的には発言した人のトコロへ返っていきます。必ず。

最後に…

ああ言葉って、恐ろしい・・・
思わず(※1)舌を巻いてしまいました。
ああ、えんま様ごめんないさい。今まで(※2)舌を二枚使っていましたが、どうか1枚だけは残しておいてくださいませ。
それでは皆さん、舌を大切に長生きしましょうね。
※1
舌を巻く
→あまりにも優れていて、ひどく驚く。感嘆する。
※2
舌を二枚に使う
→言葉に責任がなく、前後の合わないことや相手次第で違ったことを言うこと。二枚舌を使う。