【掌_てのひら】にまつわることわざ7選

掌という文字は”てのひら”という読み方以外にも、”しょう”と読んだり、”たなごころ”と読んだりします。
今回は人間にとってなくてはならない【掌_てのひら】にまつわることわざセブン。
先人の知恵は掌中の珠。てのひらで転がしながら見ていきましょう!

【掌_てのひら】にまつわることわざ7選

 

1.孤掌鳴らし難し
(こしょうならしがたし)

【意味】片手で拍手ができないように、協力者がいないと物事は成功しない
たった一人で生きていくことはできません。
たった一人で成し遂げられる偉業もありません。
一人が気楽だ!という時もあるでしょうが、それでもやっぱり人は誰かを必要とし合っています。
孤独でさみしくて、不安な時も、きっとどこかで誰かが応援してくれていたり、祈っていてくれたりするものです。
喜びや苦しみを共有しつつ他人に依存せず、他人と共存する生き方は、現代人にとって学ぶべき知恵なのではないでしょうか。
まさに。人生は孤掌鳴らし難しです。

2.孤掌浪りに鳴らさず
(こしょうみだりにならさず)

【意味】何をするにしても、よい協力者がいなければうまくいかないものだ
より良い協力者の存在は、とても勇気付けられるものです。
協力者を得るためのノウハウやコツがあるとすれば・・・。
リーダーの情熱を伝え、理解してもらい、賛同してもらえるようにするか、ではないでしょうか。
情熱から生まれる信頼関係は強く、不思議なパワーを生み、お互いの運気までをもアップさせてくれるものです。
あなたの情熱は、時に人を感動させることにつながるかもしれませんよ。

3.掌を反す
(たなごころをかえす)

【意味】自分の利益のために、態度を急に変えてしまう。手を返す。
とても仲良く、良い関係を築いていると思っていたのに、『急に掌を返された!』と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。
しかしそれは、あなたの勘違い、ってだけだったのかもしれません。
その逆もまたしかり。
誤解や不信感を与えたり与えられたり。
人間のコミュニケーションは何かとメンドクサイですね。
掌を反したり反されたりするのはきっと、”言葉”が足りないのかもしれません。
伝えてますか?
”ありがとう” と ”ごめんなさい” を・・・??

4.掌を指す
(たなごころをさす)

【意味】手のひらを指すということから、極めてはっきりしていること
地球の自転や重力といった万有引力は、今でこそ掌を指すものですが、当時は誰も信じませんでした。
逆に、現代において掌を指すようなことが、後に掌を反されてしまうようなことがあるかもしれません。
掌を指すように、何ごとも白黒はっきりさせることが正しい!とは言えないかもしれません。

5.握れば拳 開けば掌
(ひらけばこぶし ひらけばてのひら)

【意味】同じものでも、使い方一つで良くもなれば悪くもなってしまうものだ。気持ちや状況しだいで様々に変化するということのたとえ。
叱咤激励の拳が必要な時もあれば、頭をよしよしと撫でてあげる掌が必要な時もあります。
まさに飴と鞭。バカとハサミは使いよう、といったところでしょうか。

6.反掌
(はんしょう)

【意味】ものごとがたやすくできること。自分の都合のために、わずかな間に態度を変えてしまう→手を翻す(ひるがえす)
認知的不協和、という言葉をご存知ですか?
この意味は『タバコ』を例にして説明されることが多くあります。

  • タバコをやめないと肺がんになる!
  • 肺がんはいやだ!でもタバコはやめられない!
  • 肺がんよりも交通事故で死亡する確率の方が高い!長寿を全うした喫煙者だっている!

と、自分の都合の良いように考えることなどを認知的不協和というそうです。
科学的に立証されていることがあっても、多くの人が正当化していることがあっても、時に人は反掌を繰り返してしまうものです。

7.指を惜しんで掌を失う
(ゆびをおしんで てのひらをうしなう)

【意味】わずかな損失を惜しんだために損をしてしまう→一文惜しみの百失い
安物買いの銭失い、なんて言葉もありますね。
節約したつもりが浪費になった、なんてこと、めずらしい話ではありませんね。
近道しようとして、逆に遠回りしてしまったり。
良かれと思ってとった行動が、逆に墓穴を掘ってしまったり。
慎重さが軽率を生んでしまったり。
昔も今も、人生は奥が深いものです。

まとめ

いかがでしたか?
【掌_てのひら】から学ぶ先人たちの知恵。
前向きなことわざやネガティブなことわざなど様々ありますが、いずれにしても『未来は僕等の手の中』です。
真実を掌に握りしめて、今日も素敵な1日を!
最後までお読みいただきありがとうございました。