【足_あし】にまつわることわざ7選


足にまつわることわざ7選
胴から下に分かれ出た、体を支え、歩くために使う部位。
それは足です。
今回はそんな足にまつわることわざ7選。
百里の道も一足から。一歩ずつみていきましょう。

 

1.挙げ足をとる
(あげあしをとる)

【意味】人の言い間違いや、その言葉じりをつかんで、相手をちゃかしてしまうこと。ちょっとした失敗を取り上げて相手を責めること。
幼稚な言い争いによく見受けられる状況ですね。
挙げ足とりの名人は、負けず嫌いだったり、核心部分をすり替える癖があったりします。
挙げ足をとられても気にしない、気にしない。言わせておけばいいのです。

 

2.しゃべるものは半人足
(しゃべるものははんにんそく)

【意味】おしゃべりが得意な人は、いざ働くとなると人の半分くらいしか役に立たない。
意思の疎通を図るため、またはちょっとした息抜き、という意味での会話は必要だし効果的ですが、ぺちゃくちゃとおしゃべりばかりしていては仕事の効率化は望めません。
まわりの人の迷惑にさえなることもあるでしょう。
口は災いのもと、とならないように、ぺちゃくちゃおしゃべりには要注意。

 

3.ばたばた言うても鶏は跣足 田螺は家持ち
(ばたばたいうてもにわとりははだし たにしはいえもち)

【意味】わざわざ言う必要もないほどわかりきったこと。当たり前のことをくどくどと言うことのたとえ。
しつこく、ネバネバと同じことをくどくどと言い続ける上司や姑さんに悩まされている人はいませんか?
でも。
わざわざ言うまでもなく、上司ってそんなもの、姑ってそんなもの、なのかもしれませんね。

 

4.人の事より足元の豆を拾え
(ひとのことよりあしもとのまめをひろえ)

【意味】人のことをとやかく言うよりも、自分のことをちゃんとやるべきだ。

自戒に有効なことわざです。
いつの世も、他人のことは事細かく見えるのに、自分のことはさっぱり見えないものです。
他人と自分を比較して優劣をつける、なんてことが習慣化されている人も多いのでは。
自分の足元よく見たら、落ちているのは黄金の豆かもしれませんよ。
『人の事より頭の蠅を追え』なんてことわざもあります。

 

5.伊達の素足も貧から起こる
(だてのすあしもひんからおこる)

【意味】金がないから我慢して素足でいるだけ
やせ我慢をあらわしたことわざです。
伊達の素足は”粋”だとされていますが、ただ単にお金がないだけだ、という意からたとえられました。
武士は食わねど高楊枝、に似たことわざですね。
※武士は食わねど高楊枝
貧しくて食事ができないとしても、満腹を表現するために楊枝を使って見せる。武士の清貧や体面を重んじる気風を表現したことわざ。

 

6.足袋屋の素足
(たびやのすあし)

【意味】他人のことばかり忙しく、自分のことにまで手がまわらない。
同じような意味を持つことわざに、

  • 医者の不養生
  • 餅屋餅食わず
  • 学者の不身持ち

などがあります。
忙しすぎる現代社会。自分に課せられた役割を担えないでいるのは本末転倒ですね。

 

7.手の舞い足の踏む所を知らず
(てのまいあしのふむところをしらず)

【意味】喜びのあまり、思わず小躍りしたり舞い上がったりする。有頂天になったり、慌てふためく様を言う。
嬉しいときや、喜びを表したいときは、誰にどう思われようが飛び跳ねて踊りたいものです。そこで感情を押し殺す理由などないでしょう。
焦ったり慌てたり、といったときに踊っているようでは、足元をすくわれるかもしれませんね。

 

最後に…

ここまでの長文をお読み下さりありがとうございます。
いかがでしたか?
体の部位の中で、もっとも老化があらわれやすいとされているのが足です。
そして足は脳にも大きく影響を与える部位でもあります。
自分の足をがっつり鍛えるべく、自戒の念としても足のことわざを脳に叩き込んでおきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。