【顔_かお】にまつわることわざ14選

性別や年齢、その人の性格や今まで歩んできた人生、はたまた自分との相性まで!
顔には様々な情報が書かれています。(「顔に書いてある」)
そんな【顔_かお】にまつわることわざ14選
あつかましく、恥をさらして見ていきましょう。(「厚顔無恥」)

【顔_かお】にまつわることわざ14選

 

顔は面
(かおはつら)

【意味】わざとらしく言うまでもなく、もうすでにわかりきっていること。
「顔」と「面」は同じ意味。説明するまでもありません。
外国人に、『あなたにとって、”日本”といえば何ですか?』と聞くと、多くの人が”アニメ”と答えるそうです。
確かに。説明するまでもなく、日本のアニメは世界に誇ることができるレベルですよね。
ちなみに。「顔」には「面」だけでなくいくつかの意味があります。
目、鼻、口などがあるところが「顔」ですが、それ以外にも表情や評判、名誉、人数なども「顔」という言葉で表すことがあります。

 

笑顔千人力
(えがおせんにんりき)

【意味】笑顔の素敵な人には、ひどいことはとてもできない。
「袖のしたに回る子は打たれぬ」、と似た意味を持つことわざ。
とんでもないいたずらっ子でも、かわいい笑顔で「ごめんなさい」と言われたら、仕方なく許してしまいがちです。
また、女の子にかわいい微笑みを向けられたら「あ。俺のことが好きなのかな?結婚したいのかな?」と勘違いしてしまうのは男の性というものです。
笑顔は雰囲気を明るくし、自らの運気をも高める効果があるとされています。
害のある笑顔は存在しません。最近、笑顔忘れていませんか??

 

夫に寝顔見せるな
(おっとにねがおみせるな)

【意味】女性は結婚してからも丁寧に化粧をして、身だしなみを整えておくべきだという戒め
結婚とは、”一生他人と付き合っていくこと”を意味します。
いくら仲睦まじく、お互いをわかり合っているとしても、ある程度の身だしなみは整えておくべきでしょう。
それはつまり、”初心忘るべからず”ということかもしれません。
何も女性だけ限らず、男性に対する戒めとしても使いたいものです。
加齢臭を漂わせ、ボテッとしたお腹を揺らしていてはいけません。
「妻にハゲ見せるな」ということわざがあってもいいのかもしれません、

 

顔と心は裏表
(かおとこころはうらおもて)

【意味】顔の形が整っていて優しげでも、それは心と比例しているわけではない。
綺麗な人をひがんだり、ブサイクな人を慰めたりするときに使うことわざ・・・ではありません。
確かに、顔と心は比例しませんが、やはりいじわるな人はいじわるな顔をしているし、不満ばかりを口にする人は曇ってくすんでいる場合が多いような気がします。
1日に、自分の顔をチェックする習慣は有効です。
今、どんな顔をしていますか?喜びや嬉しさを引き寄せる顔をしているでしょうか?

顔で笑って心で泣く
(かおでわらってこころでなく)

【意味】仕草や表情に出さないようにしつつ、心の中でとても嘆き悲しんでいること
日本では、このような美学を重んじる男性が多いような気がします。
グッと我慢する忍耐力はビジネスの交渉時やスポーツでの大一番に役立つでしょう。
あからさまに感情を顔に出して相手に悟られないようにするスキルは使えます。
ですが時には、素直に顔で泣くことも必要だと思います。

 

顔に紅葉を散らす
(かおにもみじをちらす)

【意味】とても恥ずかしい思いをしたとき、血が上って顔が真っ赤っかになること
何か新しいことを始めよう!というとき、足踏みしてしまうことがあります。
その原因ナンバーワンは『恥に対する恐れ』です。
人は恥ずかしい思いをすることがとてもイヤなもの。
でも、恥を恐れていては第一歩を踏み出すことはできません。
同じ恥をかくのなら、美しく紅葉を散らしたいものです。

 

悪友の笑顔より善友の怒り顔
(あくゆうのえがおより ぜんゆうのいかりがお)

【意味】善い友だちとは、自分のためを思って怒ってくれる。悪友の笑顔にまどわされるなという意。
悪友の定義は様々あるでしょうが、悪友は往々にして嫉妬深く、足を引っ張りがち。
嫌われる覚悟を持って、正しく戒めてくれる善友は人生における宝物と言えるでしょう。
SNSでのフォロー数は何の意味も持たないものです。本当の友だち、大切にしていますか?

 

怒れる拳笑顔に当たらず
(おこれるこぶしえがおにあたらず)

【意味】怒って振り上げた拳も、相手がニコニコと笑顔でいると振り下ろせない。
怒りをあらわにしている上司や顧客に対して、反応的にカッとなってしまうことがあります。
やられたら倍返しでやり返す。そんなフレーズが流行したりもしましたが、争いごとは不幸の連鎖を引き起こします。
だからと言って、激おこプンプンの相手に対して笑顔で接することは難しいかもしれません。
ですが、その笑顔が自分を守ることも多くあるのです。
対人関係だけでなく、笑顔には様々な効果効能があると言われています。
気分が良くなり、血行が良くなり、ストレスを解消したり免疫力を高めたり。
笑う門には福来たる。さあ。にっこり笑ってみましょう。

 

知っても知らぬ顔が真の物知り
(しってもしらぬかおがしんのものしり)

【意味】知っていることを、まるで知らないかのような振る舞える人こそが本当の物知りだ。それが奥ゆかしさでもある。
自慢げに知識や経験をひけらかす人がいますね。しかし本当の人格者はそのような人はいません。
日本には”わびさび”の文化があります。
控えめに、出しゃばらず、相手を立てる身の振る舞いを美とする文化。
国際社会において、その美徳は通用しないことなのかもしれませんが、”わびさび”は紛れもなく、世界に誇ることのできる日本文化の1つです。

 

朝に紅顔あって夕に白骨となる
(あしたにこうがんあってゆうべにはっこつとなる)

【意味】この世は無常で、人の生死は予測できないことをいう。物事のもろく、はかないことのたとえ。
すべては無に帰する、という言葉もあるように、1秒後の未来も予測不可能です。
ぬかりなく築き上げてきた地位や名誉もあっという間に崩れ去ることは往々にしてあります。
豊臣秀吉は言いました。
『おごらざる者も、また久しからず、露と落ち、露と消えにし、わが身かな。難波のことも、夢のまた夢』
人として、正しい目的のために生きていたいものです。ただ単に、死ぬために生きているのではありません。

 

橙が赤くなれば医者の顔が青くなる
(だいだいがあかくなればいしゃのかおがあおくなる)

【意味】秋は気候もいいし、食べ物もうまいので病人が減り、医者が暇になる。
秋は過ごしやすく、栄養価の高い野菜や果物が豊富に採れます。健康的な生活を送ることができるので病気になる人が少なく、お医者さんの仕事が減るということです。
四季を持つ日本ですが、四季がなく年中”秋”のような気候が続いていたとしたら、このようなことわざは生まれなかったでしょうし、お医者さんが暇になるようなことはなかったかもしれません。
春、夏、そして冬があるからこその『秋を感じることわざ』としても覚えておきたいですね。

 

秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる
(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)

【意味】秋雨は南からの低気圧によるもので、気温が高くなり、猫は顔を長くするほど喜ぶことから。
1尺は1メートルの33分の10。なので、3尺は90.9㎝ということになります。
猫は本来とても寒がり!というわけではないそうです。ただ、『寒さに対して我慢しない』だけなんだとか。
さすが猫!自由気ままですよね。なので顔を三尺伸ばすくらい簡単なのかも。
『そんな伸びるかいな。』という定番のツッコミはほどほどに。

 

日照り南瓜の降り夕顔
(ひでりかぼちゃのふりゆうがお)

【意味】好天が続くと南瓜がよく育ち、雨が続くと夕顔の出来が良い。
天候が暮らしに直結する、農耕民族の日本人ならではのことわざ。
他にも「しけ栗 照りごま」(雨量が多いと栗が豊作、日照りが続くと胡麻がよく採れる。)や「豊年柿に、けかち栗」(高知県のことわざ。柿がよく採れる年は米も豊作。栗の出来が良い年は米の出来が悪い。)などがあります。
日照りや雨を前向きにとらえ、天候に一喜一憂しないよう、お互いに励まし合うために生まれたことわざなのかもしれません。

 

用ある時の地蔵顔用なき時の閻魔顔
(ようあるときのじぞうがお ようなきときのえんまがお)

【意味】自分の用事を頼むときは優しくぺこぺことするが、用事のない時は一転して無愛想なこと。
同じ意味のことわざとして、「借りる時の地蔵顔 返す時の閻魔顔」もあります。
人間は得てして身勝手な生き物。困った時の神頼み、は今も昔も変わりません。
困った時は素直に助けを乞うべきでしょう。
見栄や虚勢だけでは解決できないこともあるはずです。
また、明日は我が身ということもあります。
人間はお互いに支えあって生きていることを忘れずに、日常の些細な事柄に感謝の念を持って接したいものですね。

 

まとめ

いかがでしたか?
人間を含め、ほとんどの生き物が持っている【顔_かお】。
生まれつきの顔ですが、経験や老いによって変化していきます。
今の顔がこれからどのように変化していくのか、楽しみながら見届けたいものですね。
以上、【顔_かお】にまつわることわざ14選 でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。