【爪 – つめ】を用いた7つのことわざ&慣用句

諺(ことわざ)や慣用句は、生活の知恵から生まれたもので、現代を生きる我々に送られた、先人たちのアツいメッセージです。
数えきれないくらい存在することわざ&慣用句から、今回は”爪”にスポットを当ててみます。
一見地味な部位ですが、手先に爪がなかったら指先がグニャグニャして、モノを掴むことができません。
足の場合はもっと深刻で、地面を掴み、体のバランスを取ることができなくなります。
バランスを失うことで内蔵などを圧迫して負担をかけてしまいます。
爪の色や形などで、爪が身体の異常を教えてくれることもあります。
まさに爪こそが、その”能”を隠していると言えるのでは??
ではさっそく”爪なことわざ”、見ていきましょう。
どうか小爪を拾わないでね!!

【爪 – つめ】を用いた7つのことわざ&慣用句

①爪が伸びる。
→(欲深いこと)
爪は皮膚です。表皮の角質が硬化してできたものです。
主にケラチンというタンパク質でできています。
爪は皮膚の内側でドンドンと細胞分裂させて、新しい爪を送り出すことで伸ばしています。
慣用句でいう『爪が伸びる』とは、『欲深い』という意味。
あまり伸ばしすぎると、他人を怪我させてしまうし、自分も痛い目に合うかもしれません。
え・・・?『爪が伸びる』でどうして『欲深いこと』なの??
それは”爪に火を灯す”ということわざにつながります。

②爪に火を灯す
→(ひじょうにケチなこと。極端な倹約。)
ケチなのでろうそくを買わない、あるいは貧乏だからろうそくさえ買えない。
だから、ろうそくの代わりに爪に火をつけて灯りをともす、というのが由来です。
爪を伸ばすと、長く火を灯すことができますね。ケチで欲深い発想ですね。
もはやワタクシには伸ばす爪があるだけでもありがたい昨今です。

③爪の長い
→(欲深いことをあらわす慣用句)
前述の『爪が伸びる』と同じ意味ですね。
ワタクシの爪はすぐに伸びます。
折れそうになっていても、折れるまで気がつきません・・・。

④爪の垢を煎じて飲む
→(すぐれた人の爪の垢を薬として飲み、その人にあやかるように心がける。立派な人の言行を少しでも真似る。)
最近の若者には、『尊敬する人』や『憧れる人』が少ないというハナシを聞いたことがあります。
いやいやー。それは若者たちが気づいていないだけではないでしょうか。
います、必ず。
たくさんいます。
煎じて飲み過ぎることはないでしょう。
どんどん爪を伸ばして(つまり、欲張って!)、爪の垢を煎じて飲んで欲しいですね。

⑤爪で拾って箕で零す
→(少しずつ長い時間をかけて苦労してためたものを、あっけなく使い果たしてしまうことのたとえ。また、収入は少ないのに支出が非常に多いことのたとえ。)
時間をかけて作ったお料理なのに、食べちゃえばあっという間ってこと、ありますねー。
ワタクシは爪の先で拾い集めるように得た収入を、まったくの『無駄』に変えてしまう悪いクセがあるとかないとか・・・。

⑥苦髪楽爪(くがみらくづめ)・苦爪楽髪(らくづめくがみ)
→(苦労すると髪が伸び、楽をすると爪が早く伸びること。逆に、苦労すると爪が伸び、楽をすると髪が早く伸びること。)
これら2つはどちらも同じ意味です。
苦労しても楽をしても、忙しければ髪も伸びるし爪も伸びる、というわけです。
女性なら、髪や爪はキレイに保ちたいもの。
忙しい日常に、髪のトリートメントをしたり。ネイルアートを楽しんだり。
ホッとできる癒しの時間を大切にしたいですね。

⑦能ある鷹は爪を隠す
→(才能や技術を隠して、人前に出さないこと。)
もっとも有名な、爪にまつわることわざではないでしょうか。
コレはホントにホント。謙虚で寡黙な実力者って、ホントに多くいらっしゃいますよね。
いつの世も、傲慢な鷹の爪はいとも簡単にポキっと折れるものなのです。
ワタクシには”隠す爪もたいしてないのに、爪を見せびらかせようとする”
という悪いクセが、あるとかないとか。

あとがき
たかが爪、されど爪。
爪にまつわることわざ&慣用句から叱咤激励をいただきました。
ワタクシもしがないライターとして、
爪の垢ほどの脳みそを絞りつつ、
しっかりと爪を研いで挑みたいと思います。
以上、「 【爪 – つめ】を用いた7つのことわざ&慣用句 」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です