食べ過ぎ防止!食欲の秋に惑わされないための諺(ことわざ)7選

食欲の減退する夏を無事に通りこしてやってくる「収穫の秋」。あらゆる食材が食べて下さいと甘美な誘いをかけてきます。そんな誘惑に負けて食べすぎてしまわないように、心と体のバランスを保つための諺(ことわざ)をご用意しました。ご賞味ください。

食べ過ぎ防止!
食欲の秋に惑わされないための諺(ことわざ)7選

 

サバを読む

数字をごまかすときに用いられる言葉です。身長やプロポーションの数字、年齢などサバを読んでいる芸能人も少なくないとか・・・・・・。嘘をついても仕方ないのですが、医学の進歩しすぎてしまったかもしれない現代となっては、そんな嘘も必要ありません。美顔整形はおろか身長だって伸ばせるし、豊胸手術だって何だってできますから。永遠の美と生命を手に入れることは人類究極の夢なのです。ただし、たおやかに老いていく美しさにも気付いていたいものです。
語源は、サバという魚が小さくて数多く捕れたことから、適当に数えていたということです。また、逆に「さは」という言葉が数の多い意味を表しているところから、数の多い小魚のことをサバと呼ぶようになったとか。最近ではサバもめっきり捕れなくなってきました。

アダムの林檎

その昔エデンの園でのこと。イヴという娘がアダムという男に林檎を食べさせたとき、神様に「エデンの園から出て行け!」と言われたそうです。慌てて逃げまどうアダムは林檎を飲みこんでしまい、咽喉に詰まらせてしまいました。それが男性の咽喉にある咽喉仏の始まりと言われています。英語では咽喉仏のことをAdam’s appleと言います。慌てたのはアダムだけ、林檎を勧めたイヴは何事もなく美しいプロポーションを保っていたそうです。林檎が日本に入って来たのは明治時代初期、収穫は11月までかかります。バランスの良い美容食としても人気の果物です。

火中の栗を拾う

秋の味覚の代表と言えば栗です。「火中の栗を拾う」とは、焼き栗の最中に殻が爆ぜる恐れのある栗を拾おうとする愚かな行為のことを言います。自分に何の得もないのに、あえて危ない橋を渡るようなことの例えです。イソップ寓話、猫が猿におだてられて囲炉裏の中で焼いている栗を拾おうとして火傷をするお話が語源となっています。くれぐれも甘言にはご注意ください!この世には美味い話というのはありません。

秋茄子は嫁女に食わすな
(あきなすはよめじょにくわすな)

三つの意味を持つことわざです。秋茄子のような美味しいものは勿体なくて嫁なんかには食べさせられない、という昔の嫁姑のネガティブな関係を言い表す説。また秋茄子は体温を下げる効用があるから大事なお嫁さんには食べさせられないという有り難いお話、さらに秋茄子は種が少ないことから、子宝に恵まれなくなるため大事なお嫁さんには食べさせられないという説もあります。どの意味にせよ、姑から発せられた言葉のようです。その関係性はそれぞれの家庭によって事情もあることでしょう。受ける側がポジティブに捉える方が、その後の関係をより良くしてくれます。どうあっても秋茄子の味は変わりません。二つに割いた焼き茄子を生姜醤油で食べるのは絶品です。

女心と秋の空

変わりやすいことの例え。本来は「男心と秋の空」だったそうです。いつの間にか「女心と秋の空」になってしまいました。時代の流れなのでしょうか?女性が男性のことを言いやすい時代と男性が女性に対して言いやすい時代というのがあるのかも知れません。もっとも最近の芸能界において、男性タレントの不倫記者会見が後を絶たないようですが・・・・・・。

紅葉におけば紅の露
(もみじにおけばくれないのつゆ)

寒くなってくると空気中の水分が飽和状態となり、露となって木の葉や草にとどまります。そんな露が日差しを浴びて、しずくとなって落ちるときにようやく朝がやってきます。紅葉の上にある露は紅葉色に見えます。イチョウやシラカバの黄色い葉の上にある露は黄色く見えます。何事も環境によって変わってくるということです。紅く染まりたい方は夕陽と紅葉の森へ、青く染まりたい方は空に近い山の頂へ、白く染まりたい方は飛行機に乗り雲の上へ、さまざまな環境に身を置いてみたいものです。

秋の日は釣瓶落とし
(あきのひはつるべおとし)

「秋は夕暮れ~」と始まるのが清少納言の「枕草子」です。そうは言っても余韻に浸る間もなく、夕暮れからあっという間に陽が沈み真っ暗になるのが秋。釣瓶(つるべ)とは井戸水を汲むときの桶のこと。釣瓶落としとは、速やかに滑るように落とすことから言うようになりました。釣瓶落としのような潔い夕陽に人生のはかなさを想い、涙が溢れてくることもしばしばです。今日一日、何かやり残したことはなかっただろうか?などと後悔の念がぶり返して、一日一日を大切に生きることを再認識させられます。

あとがき

いかがでしたか?
「食欲の秋」は「スポーツの秋」でもあります。ですから食べるだけ食べても構わないというのが本音です。その分スポーツに汗を流せば良いのです。ところが日一日と日照時間が短くなっていくものですから、いつまでも外で遊んでばかりもいられません。美味しいものを適量食べて、限られた日照時間を思う存分満喫しましょう。でも火中の栗を拾うようなことはできるだけ慎みましょう。
以上「食べ過ぎ防止!食欲の秋に惑わされないための諺(ことわざ)7選」でした。
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。