グッスリ眠れる夜の諺(ことわざ)7選

長いようで短いのが夜という時間です。
暗闇は神秘的で深く、想像力をかき立ててくれます。
もちろん早く寝ることが美容健康に優れた効果を発揮することは、よく知られたことです。
魅惑的な灯りに身を委ねたり、暗闇に沈思黙考しなくても効率よく夜を過ごせるための諺をご用意しました。
より良い明日を過ごすためにご堪能下さい。

グッスリ眠れる夜の諺(ことわざ)7選

 

◆夜目遠目笠の内
(やめとおめかさのうち)

女性のことを夜の闇で見たとき、遠くから見たとき、笠を被っているときにチラチラ見るとき、とても妖艶で美しく見えます。
笠とは被り笠のこと。良く見えないものを実際より美しく見立ててしまうこと。よくわからないことや、ぼんやりとしてはっきり見えない状態を言いあらわす諺です。
もちろん、近くで見た方がもっと美しいことの方が多いのですが・・・・・・。

◆雨夜の月
(あまよのつき)

想像するだけで実際には見えないもの。実現しないことの例えに用いられる。
雨の夜にも実際には月は出ているのだが目には見えないことから、諺として使われるようになり言われるようになった。
現実には見えないものを見ることが出来るのは、夢の世界。
良い夢が見れるように、よい睡眠環境を整えましょう。

◆月夜に釜を抜かれる

ひどく油断をすること。明るい月夜だから、まさか泥棒が入ることはないだろうと油断して鍵もかけずにいると、大事な釜を盗まれてしまったということから。
類義語に「鳶に油げさらわれる」があります。
こちらは大事なものや、当然手に入れられると安心していたものを不意に横取りされることの例えです。
油断大敵、鍵は閉めましたか?

◆いつも月夜に米の飯

満たされた不足のない状態を言い表します。
実際使うときには、こうであったらいいな!と思う、その満たされた状態への願望を言いあらわすときに用います。
昔、夜の照明などなかった時代、夜を過ごすために月の灯りはとても貴重なものでした。
さらにお米を食べられることも滅多にないことでした。
毎晩、月灯りの下でお米を食べることが出来たら、どんなにか幸せなことだろう。
昔の人は厳しい現実と照らし合わせて、そう願いました。
今は当たり前のようにお米を食べるし、月の出ない夜もあらゆる照明が光り輝いています。

◆焼け野の雉子、夜の鶴
(やけののきぎす、よるのつる)

親の情愛、無償の愛について表した言葉です。
雉子(きぎす)はキジのこと。キジという鳥は、自分の巣のある場所が焼け野原になっても、我が子を救うために炎の中へと入っていきます。
また鶴は寒い夜に、我が子を翼で覆い暖めてあげます。
どちらも我が身を犠牲にしてでも子を守ろうとする無償の親の愛情、私たちもそうやって育てられてきたのです。
愛とは、命を育み維持するためになくてはならないもの、どのような生き物も必ず持ち合わせているものなのです。

◆白河夜船の高鼾
(しらかわよふねのたかいびき)

ぐっすりと眠っていたという話をするときに用いられる言葉です。
「白河夜船」とは、京都に行ったと嘘を言った者へ「白河ってどうだった?」と京都の白河に付いて尋ねたところ、白河をてっきり地名ではなく川の名前だと思い「夜に船で通ったからよくわからない」と答えて、嘘がばれたというお話です。
この話が元になったかどうか、吉本ばなな作の小説「白河夜船」。不倫をしていることへの不安感と親友の自殺のショックから立ち直れずに睡眠逃避する女性のお話。
寝ることは現実逃避と休息の効果があります。現実があまりに厳しく多忙ならば、少しくらいの逃避はやむを得ないこと、命あってのことです。
先日もハードワークによる自殺が労災と認められたばかり。
小説では主人公の女性は徐々に立ち直っていきます。2015年に映画化されました。

◆百人の医者を呼ぶより、夜更かしと夜食を止めよ

諺には、医療ことわざと気象ことわざというのがあります。
これは読んで字の如くの医療ことわざです。
まったくもってその通り!だからといって余りに時間通り生活するのも窮屈に感じるときがあります。
ときどきは夜更かしも夜食もしたくなりますが・・・ほどほどに!

Editor’s note

いかがでしたか?
夜は誘惑の多い魅惑的な時間帯であるとともに、心身共に疲れ果てネガティブな夢に陥りそうになる時間でもあります。そんな夜をぶれずに過ごせるように、ポジティブな夢を見られるような諺をご案内しました。それではお休みなさい、よい夢を!
以上、「 グッスリ眠れる夜の諺(ことわざ)7選 」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。