我が子を真っ直ぐな子に育てたい時の諺(ことわざ)7選

子供が真っ直ぐ育つよう、悪く育たないようにと、心から願っている親心をお持ちの方へ
誰もが子供だったときがあり、誰もが年老いていってしまいます。ひとりの人間が成長していく過程で必要なのは、食べ物、人との出逢い、そして人生の指針となる言葉です。
宝石のような言葉もあれば、反面教師として覚えておきたい言葉もあります。
本記事ではお子様が真っ直ぐに育つように願い、またお子様も子供ながらも力強く生きていけるように…。そんな言の葉、ことわざをご紹介いたします。

我が子を真っ直ぐな子に育てたい時の諺(ことわざ)7選

 

千金の子は市に死せず
(せんきんのこはいちにしせず)

お金持ちの子供は、どんなに悪いことをしても町の中でさらし者になって処刑されるようなことはありません。なぜならお金の力で何とかしてしまうからです。そんな風に考えると何ともやりきれない思いがします。実際、莫大な保釈金を払って何の反省もないまま釈放されてしまう罪人も少なくありません。何を持って罪と為し、どのような振る舞いをもって反省や償いと為すかは、神様にすらわからないことでしょう。「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンは、銀の匙の窃盗というほんの些細な出来心に対して、あれほど悔い改めたにもかかわらずずっと警部に追われ続けました。警部にさっさとたくさんのお金を渡していたら、それ以降追われずにすんだのかもしれません。そうは思いたくないですね。要はその在り方、生き方です。ますます格差の広がりつつある日本社会。お金持ちにはお金持ちの処世術があり、己の利権を守ることで精いっぱいなのでしょう。お金持ちと言えない方には、知恵と、人としての矜持が備わっているはずです。お金持ちになるチャンスもきっとあるはず。屈せずに生きましょう。そしてお金持ちになっても、変わらぬ人としての矜持を守って生きましょう。

たまに出る子は風に逢う

普段あまり外に出ない子供が、たまに思い切って外にでると大風が吹いてひどい目に遭うという意味の諺です。珍しいことをやって上手くいかないことって結構あります。そういうときは、ますます引きこもりがちになってしまうもの。今はスマホ・PCで情報収集も買い物もできる時代ですので、無理に外出することもないのですが、散歩の習慣くらいは身に付けさせてあげたいものです。モニターの中とは違う空気感、日々の移ろいを感じることが出来るようにしたいものです。

憎まれっ子世に憚る
(にくまれっこよにはばかる)

子供の頃、悪さばっかりして、強情で我を通しきる人は大人になっても変わらず、押しの強さで生きていくものです。およそ謙虚さを美徳とする日本人の美意識とはかけ離れてはいるものの、そのエネルギーと押しの強さは紛れもなく上司や他社への絶好のアピールポイントとなるのです。政治家にはこういう方が多いようです。逆にこういう方でないと務まらないとも言われています。もちろん悪い結果はすべて部下のせい、好い結果は、俺様のおかげ、なのです。そのキャラクターの中に、常に人を思いやれるところがあるといいですね。

ばば育ちは三百文安い

とかく祖父母というものは、孫を甘やかしてしまうものです。それは親とちがって、直接の責任が無くしつけをする必要がないからです。ですから、欲しいものは少ない年金をやり繰りしてでも買い与えてしまうし、行きたいところ、食べたいもの、惜しみなく愛情を注いでしまいます。そして叱る、ということがなかなかできないのです。結果的に甘えん坊の子供を育ててしまい、そうでない子供と比べると、やはり自立心の劣る子供を育ててしまうことになります。

いつまでもあると思うな親と金

親と同居していると、いつまでも当たり前のように家事をしてくれて、何やらかんやら買い物もして光熱費も払わずに済むもので、そのまま居心地の良さに甘えてしまう方も少なくありません。また独り暮らしを始めたからと、たまに帰省するとお小遣いをもらったりすることもあります。でも、お互いに着実に歳を重ねているのです。そしてお金だっていつまでも増え続けるわけではありません。先細りになる年金制度と介護保険制度の崩壊、増え続ける自己負担、どうしていいかわからない老後を懸念します。同居するにせよ、常にやり繰りを考えていかなければなりません。

親思う心にまさる親心

幕末の長州藩の志士、吉田松陰の歌「親思う心にまさる親心今日の訪れ何と聞くらむ」。幕府に反抗する志士たちを一斉に弾劾した「安政の大獄」において囚われの身となった若き吉田松陰が、こんな目に遭っている我が身をどれほど親が嘆くことだろうと歌いました。さらに処刑されるときの辞世の歌「身はたとえ武蔵の野辺に朽ちぬとも留めおかまじ大和魂」。幕末の英雄、吉田松陰の言葉を引用するまでもなく、精一杯、自分に対しても、親に対しても誠実に接して生きたいものです。

子供叱るな来た道だ年寄り笑うな行く道だ

躾(しつけ)と称して叱らなければならないこともあるかも知れません。ただし、ご自分が叱られたときにどうだったか?と思い返すことも必要です。叱らなくても諭すことはできます。また逆に無分別な子供が、高齢者や障害者、あるいは同学年における福島で被災した子供にさえ、差別的言葉を投げかけ、差別的行為をしてしまう。しかも教諭らも見てみぬふりをするという、信じられないニュースも耳にしました。その無分別な子供や教諭らは、福島で作られた電気で生活していたはずです。誰も人を嘲ったりすることはできません。

最後に…

おおむね、行政に振り回さることの多い子育てと老後です。だからといって行政に文句ばかり言っても子供は育たないし、大人も育ちません。昔から言い古されている言葉というのは、普遍的で真理を言い当てているものです。とてつもなく厳しい時代になってきました。でも負けずに、先人たちの言葉を摂り入れながら、しなやかに子育てに自分育てに、まい進しましょう。
以上、「 我が子を真っ直ぐな子に育てたい時の諺(ことわざ)7選 」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。