思春期から青年期をささえることわざ7選

青年期。まだまだ子供? けっこう大人? 揺れ動く多感な時期は吸収することの多い時期です。
多感な時期に迷わずに、まっすぐに、強く生きていけるような言葉を選んでみました。ご参照下さい。

思春期から青年期をささえることわざ7選

 

◆鬼も十八、番茶も出花

鬼も十八歳ぐらいが年頃のようです。番茶といえどもいちばん最初に出てくるときには香り高く美味しく感じるものです。小さい頃にあまり美人と言えなかった女の子でも、十八歳になれば女性らしい美しさがにじみ出てきます。何事も旬のときがいちばん良いということです。西洋ではEverything is good in its season(ものはすべて旬のときが好い)と言います。ただし、旬のときというのは人それぞれ違うこともあります。大器晩成という言葉もお忘れなく。

◆姑の十七見た者ない

今でこそ、平和な二世帯家族が多くなって、お嫁さんと姑さんが仲良く料理やお買い物をしている姿を見かけることがあります。しかし昔は姑という存在は、お嫁さんにとって絶対服従の専制君主のような存在だったのです。そんな姑がお嫁さんに苦言を呈するときに引き合いに出すのが、何十年も前の、自分の若い頃の話です。「昔はこんなものじゃなかったのよ。私の若い頃なんて・・・・・・」とまあ、そう言われても誰も見た人はいません。だからどんな嘘だってつけます。

◆年寄りの物忘れ、若いものの無分別

年をとるとどうしようもなく物忘れが多くなる。これは認知症云々という問題ではなく、ごく当たり前の老化現象のひとつなのです。対して、若い人は記憶力も抜群、旺盛な行動力に突き動かされて生きています。しかしながら失敗も決して少なくありません。それは自制心が弱いからです。抜群の記憶力と旺盛な行動力も、お年寄りの経験に基づく助言があってこそ生きるのではないでしょうか。若者と高齢者、それはご自分の未来であり過去であり、共存して継承していかなければならない、生命のつながりなのです。

◆氏より育ち

出生よりその後の養育、環境が人として社会生活を営むうえで大事であるということをあらわした諺です。どれだけ「~の末裔」とか「~一族」とか威張りちらしていても、礼儀作法がなっていなかったり他人を思いやる気持ちに欠けていたりすると人は離れていきます。離れていく人を繋ぎ止めるほどの経済力を持つ人もいるにはいるようですけれど。経済力だけで、心までを繋ぎ止めることはできません。

◆親の光りは七光り

青年が社会に出るときに、もっとも威力を発揮するのが親の七光りです。これのもっとも多いのが芸能界と政治の世界ではないでしょうか。親の威光によって子供が実力以上の評価を受けることを言い表した諺です。最も顕著な例として、韓国大統領のお話を挙げたいところですが、長くなってしまいますから辞めておきます。初めは親の七光りを浴びていたとしても、それ以上の活躍をすれば誰も文句は言わないはずです。家業を継ぐときには、やはり親のつてが大事です。その七光りを大事に継承して、八光りにでも九光りに出もして、次の世代にバトンタッチできるとしたら、これ以上の親孝行はないでしょう。

◆青年よ大志を抱け!

19世紀末に札幌農学校(現在の北海道大学)に赴任したクラーク氏の言葉としてあまりにも有名になっています。原文はBoys be ambitious. 直訳すると少年よ大志を抱け!となるのですが、相手は思春期の学生、みな分別をわきまえた青年だったのです。クラーク博士は植物学者としては、アメリカでの評判は芳しくなかったようですが、教育者としては優れた功績を残し高い評価を得ました。その希望あふれるクラーク博士の銅像は、札幌の羊が丘展望台に野外展示され、多くの観光客を集めています。

◆青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ

こちらもあまりにも有名なサミエル・ウルマン(1840‐1924)の詩の一節です。長い詩のすべてを書き記したいところですが、冒頭の一行だけをあげさせて頂きました。全編あらゆる世代に向けた希望に満ちた言葉に彩られています。生きているというそれだけで、つまずきや諍い、失敗を悔んだり、他人のせいにしたり、年齢のせいにしたり「俺も昔は・・・」なんて呟いてしまいそうなときが多々あります。そのネガティブになりそうな心を奮い立たせ、前を向かせてくれる言葉に満ちている詩です。アンチエイジングのバイブルとも言える詩です。

最後に…

たとえ青年期が、思春期から社会人としての一歩を踏みだし始めた時期を指すとしても、それを何歳から何歳までと規定することはできません。なぜなら悩んだり迷ったりすることは、ずっと続くからです。青春という言葉も同様です。これらの七つの言葉によって、いつまでも瑞瑞しい感性を持ち、夢につき進んでいく生き方のサポートができたとしたら幸いです。
以上、「 思春期から青年期をささえることわざ7選」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。