世界最高額の会食は? 〜ウォーレン・バフェットと有益な時間を過ごす〜

世界最高額の会食は? 〜ウォーレン・バフェットと有益な時間を過ごす〜

みなさまは一回の食事にどのくらいの金額を費やしていらっしゃいますか?
一人で食べる時、友人と食べる時、大切な人との特別な食事、その時によって違ってくるかもしれませんね。
世界で一番高額な食事会とは、一体どのようなものなのでしょうか?
今回は、その実体についてご紹介します。

世界最高額の会食は? 〜ウォーレン・バフェットと有益な時間を過ごす〜

 

1.世界最高額の会食とは?

世界で一番高価な食事会は、『ウォーレン・バフェット』という人物と一緒に昼食をとるというものです。
この食事会の権利は、毎年オークションによって決められており、2014年はシンガポールの男性により220万ドル(約2億2600万円)で落札されました。
この「ウォーレン・バフェット」のいう人物は、“投資の神様”と呼ばれています。この食事会に参加するということは、すなわち、投資をはじめとするお金に関する秘訣や人生について、彼から直接教えてもらえる非常に貴重な機会となるのです。

この食事会は、バフェットのお気に入りであるニューヨークのステーキ店『スミス&ウォレンスキー』でランチできるというもので、最大で7人を同伴できるということです。

スミス&ウォレンスキー
バフェット氏は、「次の投資先」以外のことなら何でも話すとしています。

また、このオークションによる利益は、サンフランシスコの貧困問題に取り組む慈善団体に寄付されています。

2.ウォーレン・バフェットという人物

では、この『ウォーレン・バフェット』とは、どういった人物なのでしょうか?
投資の神様について、簡単に触れて参りましょう。

ウォーレン・バフェット

  • 生誕:1930年8月30日
  • 出生地:ネブラスカ州オマハ
  • 主な職種:投資家、経営者、資産家

株式ブローカーの父親を持ち、11歳にして初めて株式に投資したウォーレン・エドワード・バフェット。世界的大富豪として知られ、歴史上もっとも成功した投資家とされています。

そして、世界長者番付において、1986年の5位以降、毎年ベスト10に入り続けている人物なのです。
ビル・ゲイツが1994年から13年連続で1位となる影で、バフェットは2位であることが多かったのですが、2007年に資産が620億ドル(約6兆4360億円)となり、初めて1位を獲得しています。

近年では、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツが設立した財団に300億ドル相当(2006年当時の為替レートで3兆4500億円)の株式を寄付するなど、慈善事業家という新しい顔も見せています。
また、「財政の崖」危機に瀕した米議会やオバマ大統領に対して富裕層への増税を訴えるなど、その行動力や影響力は80歳を過ぎてなお衰える気配はありません。

 

3.会食によって得た金言

2007年にウォーレン・バフェットとランチをするために65万100ドル(約6,501万円)を払った投資家ガイ・スピア(Guy Spier)が、その食事会で得た“今後の人生を変えた5つの内容”について書いています。以下にご紹介しましょう。

  1. 型にハマらないのが良い
  2. おごらない
  3. 我慢しない
  4. 自分の内面にある本心に気づき、常に問いかける
  5. 人生の糧となるものには、時間もエネルギーも投資する

型にハマらないのが良い

スピアー氏は、「ビジネスにおいて、正しいことをし続けることは、たやすいことですか?」と尋ねます。

バフェット氏は少し考えて「そうだね」と言い、「でも、それがどんなに正しいことでも、“型にハマらない”と思われた場合、大抵周りは自分を止めようとけしかけるけどね」と応えました。

たとえ型にハマらないようなことでも、自分が信じた道を突き進むことも成功の一つ!ということをバフェット氏自らが体現しているので、非常に説得力があります。

おごらない

スピアーさんと同行した友人は、子供連れでランチ会に参加。バフェット氏は、その子供たちをたいそう可愛がり、運ばれたメニューに子供向けの食事がないことを指摘し、気遣ったといいます。
その姿からは、「俺は特別な人間なんだ!」というようなおごった部分が微塵も感じられなかったそうです。

我慢しない

次にスピアー氏は「バークシャー・ハサウェイ社を立ち上げる時は、何か特別なアイデアが浮かんだのですか?」と尋ねました。
バフェット氏は「特別な何かがあったワケではなく、こうすることが自分の特異な性質と合うと感じたから」と応えました。つまり、自分が少しでも不快に思うことは、我慢してまでするべきでないということです。
我慢して何かをするということは、どう考えてもハッピーではありません。心地よく生きるのも、素晴らしい人生の第一歩と言えるでしょう。

自分の内面にある本心に気づき、常に問いかける

バフェット氏は、参加者に「もし、アナタが世界で一番愛する人が、世界で一番他人に嫌われていたら、アナタはどうしますか?」という質問を投げかけました。
その問いに対し、今までの自分は、いかに周りの目に影響され過ぎていたかを痛感させられたそうです。
周りがどうこうではなく、「アナタはどう?」という、自分の本心に常に問いかけて生きていく。その方が、変に疲れてストレスを感じることも、自分が不幸だと感じることも、少ないのではないでしょうか?

この質問が、後にスピアーさんが拠点をドイツからチューリッヒへと移すきっかけになったといいます。

人生の糧となるものには、時間もエネルギーも投資する

今回のランチ会での出費は、間違いなくスピアーさんにとって、最高額の支出でした。しかし会を終え、彼は「このランチ会は、それだけの価値があった」と感じたそうです。

 

あとがき

ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。

今回は「世界で最額な食事会」という視点でウォーレン・バフェット氏を取り上げましたが、調べていくうちに大変に興味深い人物であると感じました。
別の機会で改めて、バフェット氏を取り上げたいと思います。
その際は、またお楽しみ頂ければ幸いです。

以上、「世界最高額の会食は? 〜ウォーレン・バフェットと有益な時間を過ごす〜」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。