ニシキゴイ その世界最高峰と魅力を探る

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鮮やかな色彩を放ち、大きな池の中を優雅に泳ぐニシキゴイ。
本記事では、ニシキゴイの最高峰と、その魅力について紹介します。

ニシキゴイ その世界最高峰と魅力を探る

 

1.世界一高額なニシキゴイ

ニシキゴイの価格はピンからキリまで。
稚魚であれば数百円から販売していることもあります。
しかし、高いものになると、1000万円以上の個体も珍しくありません。
過去には、1匹4000万円ほどの値が付いたこともあるそうです。

この価格は個人で飼育できるペットの最高額の部類に入ります。
チベタンマスティフという犬種が、過去に1億円超の値段をつけたことがありますが、1匹数千万円というニシキゴイもまさにペットの最高峰と呼べるものでしょう。

また、近年では東南アジアへの輸出額が急増しています。
その理由は、東南アジア諸国で、経済状況がよくなって富裕層が増えており、錦鯉が“富の象徴”となってきているためです。
海外からのニーズが高まった結果、現在日本で養殖されている錦鯉の9割は海外輸出用となっています。
いまでは、需要に対して生産が追いついていない状況のようです。

 

2.価格の基準

錦鯉の鑑賞は

  1. 体形
  2. 色彩
  3. 模様

の3つが基本です。つまり、価格もそれに応じて変わってきます。

錦鯉の美に対する感性は人それぞれですが、客観的な物差しで品評会での審査基準にもなっているのが、体系50%、色彩30%、模様20%という得点配分で、これが一般的な評価基準です。

また、錦鯉に高い値が付く要素の一つに、「色っぽさ」があります。
色っぽさとは、泳ぎ方やひれの動きの優雅さのことで、色っぽさがある美しい錦鯉が、高値で取引されるのです。

 

3.ニシキゴイの魅力

ここまでニシキゴイが長年愛され、海外でも人気が出るに至ったのはなぜでしょう?
もちろん、色彩の美しさ、多彩さは言わずもがなでごすが、ほかの魅力についてもご紹介します。

  • 環境への適応能力
  • 人懐っこさ
  • エサも気を遣う必要なし
  • 奥が深くて飽きない

環境への適応能力

鯉は全般に環境への適応能力がすぐれており、環境の変化にも強いです。そのため、家の池や水槽に移し替えた途端、元気がなくなるということが少ないのです。
また、少しくらいなら環境が悪いところでもきちんと育つ丈夫な魚です。

人懐っこさ

環境への適応力が高いことと関連しているのですが、ニシキゴイも含めて鯉は他の動物と比べて人に慣れやすい性格です。
慣れてしまえば、手から直接エサを食べるようにもなります。
また、いつもエサをくれる人の足音が分かるようになって、近づくとエサをねだって寄ってきたりするので、さらに愛着が湧いてくることでしょう。

エサも気を遣う必要なし

公園などの池にいる鯉を見ても分かるように、雑食なので何でも食べます。
とはいえ、スナック菓子のような栄養の偏ったものなどばかり与えると、体型が崩れたり発色が悪くなる恐れがあるので、専用のエサを与えることをおすすめします。

奥が深くて飽きない

適応能力が高く、慣れやすいので飼育は比較的なペットと言えます。
それでいて、優雅に泳ぐ姿は見ていて飽きることがありませんし、育て方によってより美しい体形や色へと育てることができます。

このように、ニシキゴイそのものが生き物として大変に魅力的なのです。

 

4.飼育に必要なもの

ニシキゴイ飼育
丈夫で飼育しやすいニシキゴイではありますが、最低限の設備は必要です。

今回は水槽での飼育について必要なものをご紹介します。

  • 60センチ水槽
  • 濾過器
  • 砂利
  • 水温計
  • ガラス蓋

水槽は大きいに越したことはありませんが、最低でも60センチ水槽は用意したいものです。

濾過器は、鯉の食べ残しや糞をきれいにするだけでなく、フィルターにバクテリア(有用細菌)を定着させて、魚を飼育すると発生する有毒物質(アンモニア)を分解するのが目的です。

砂利はなくても良いかもしれませんが、入れたほうが見た目も美しくなります。

また、鯉の飼育にあたり、水温が5〜35℃であれば生育は可能ですが、水槽内の水温を把握しておく必要があるので、水温計も用意しましょう。

気をつけたいこととして、ニシキゴイが飛び跳ねて、水槽の外へ飛び出すことも考えられます。
そのまま、気づかず放置してしまうと当然死んでしまいます。
それを防ぐためにも、フタは必ず用意しておきたいところです。

ニシキゴイは最大1mまで育ちますが、水槽で飼育する場合は20〜30センチほどで成長が止まります。
とはいえ、1つの水槽に入れるのは3匹程度に止めたほうがよいでしょう。

 

あとがき

ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。

ニシキゴイは高価な個体を購入し、育てることでさらに価値が上がるというわけではないので、「投資」という目的には正直向いていないと思います。
価格にふさわしい美しさを備えたニシキゴイを、自分の水槽や池で飼育するということ自体に喜びを見出す究極の趣味であり、ステータスであると言えます。

近年、海外で喜ばれる大人気のニシキゴイ。これらを生み出した日本の文化を改めて誇らしく思わずにはいられません。

最後に、ニシキゴイについてわかりやすい動画をご紹介致します。
『ハマる外国人が急増中! 私・・・「コイに恋しました」』
https://www.youtube.com/watch?v=90pTwPuWKWI&nohtml5=False

以上、「ニシキゴイ その世界最高峰と魅力を探る」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。