盆栽を育てるときの土選び 5つのポイント

photoshopper24 / Pixabay

盆栽を育てている、もしくはこれから育ててみようとお考えの方へ

せっかく愛情をこめて盆栽を育てるのであれば、うまく育つように土選びにもこだわりたいですよね。

ここでは、どんな土を選べば盆栽がしっかり育つのか、選ぶ際に気をつけたい5つのことをご紹介します。

盆栽を育てるときの土選び5つのポイント

 

ポイント1:水はけ

盆栽の土作りでは、水はけが最も重要な項目です。
水がなければ生きられないのは木にとっても同じで、水分が足りなければ理想通りの生育状況が得られないこともあります。
盆栽の土は水はけの良いものを選びましょう。
水はけの良い土なら水がたまる心配もないため、思い切って水をたくさんあげられます。
もしも水が鉢の中にたまると根腐れの原因となってしまうので注意が必要です。
ただ、水はけが良すぎると水が足りなくなって生育不良を起こすことも考えられます。
栽培する地域の気象条件や樹種、鉢の種類なども考慮に入れて、程よい水はけの土を選びましょう。

 

ポイント2:清潔さ

土はなるべくなら園芸用品店などで売っている園芸用の土を使いましょう。
その理由は、土を経由して感染する病気を防ぐためです。
専用の土は加熱処理などを施して殺菌しているため、病気にかかるリスクを極限まで減らせます。
庭など適当なところから取った土を使うと、樹木が病気にかかるかもしれないため注意しましょう。
特に、盆栽は植え替えなどで根に傷がつきやすいため、病気にかかる危険性は高くなります。
もしも病気にかかってしまったら、薬剤などを投与する手間が増えたり、たとえ治っても美観を損ねる場合があるため、かからないに越したことはありません。

 

ポイント3:ph値

ph値(ペーハーち)とは物体の酸性とアルカリ性の度合いを示す数値で、0~14の区分が設けられています。
植物にはそれぞれ生育にあったph値があるため、できれば適したph値の土を用意してやりましょう。
例えば、サツキやモミジは弱酸性の土を好みます。
逆に、真柏はアルカリ性の土が適しています。
ph値は土壌の他、与える水によっても影響されることに注意しましょう。
もしも生育条件から大きく外れたph値の土を使用すると、葉の色が悪くなったり、うまく丈が伸びなくなるなどの生育不良を起こすおそれがあります。

 

ポイント4:養分

植物にとって、土は水分を保つ役割や温度を保つ役割のほか、養分をたくわえる働きも持っています。
土の持つ、養分を蓄える性質のことを保肥性(ほひせい)と言います。
土を選ぶ時には、保肥性にも配慮してみましょう。
保肥性は土によって違っており、保肥性の乏しい土は肥料をそれほど必要としない植物に使用するといった工夫が必要です。
保肥性に乏しい土の代表としては川砂があり、逆に保肥性に富む土には黒土や赤玉土があります。

 

ポイント5:通気性

土には水はけの良さも必要ですが、同じくらい空気の通りの良さも必要です。
もしも空気が通らなければ、水もたまり根腐れの原因になってしまいます。
土の通気性は土の種類によって決まり、一般的に粘り気の多い土ほど通気性も悪くなりがちです。
土の通気性が悪い場合には、異なる種類の土を配合して通気性をコントロールしましょう。

 

最後に…

ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。

たかが土、されど土で、盆栽を育てるには、その樹木にあった土を用意することが大切なのですね。
こだわればこだわるほど、愛情もわくというものです。
まずは、こだわりの土を用意して、あなただけの盆栽を育て上げましょう。

以上、『盆栽を育てるときの土選び 5つのポイント』でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。