使い分けたい盆栽の肥料5選

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盆栽を大切に管理されている方へ

自然界には水も肥料も必要としない木々が自生してますが、植物の栽培には一般的に肥料が必要と云われており、間違いのない肥料を選びたいですよね。

本記事では、肥料の特色と違いをご紹介しますので、あなたの盆栽ライフにご参考にしていただければ幸いです。

使い分けたい盆栽の肥料5選

1.油かす

油かすは盆栽を栽培する上で、最も一般的な肥料です。

油かすとはその名の通り植物油の製造過程で出た絞りかすのことで、ナタネなどアブラナ科の植物が原料です。

油かすは有機性肥料であり、微生物に分解されることによって豊かな土を作り盆栽を元気にしてくれるでしょう。

また、ゆっくり分解されるため効果が長続きする、主成分である窒素以外にも植物が必要とする微量元素を豊富に含むなどの特徴があります。

さらに、植物性であるため施肥量を間違っても木に被害を与えにくいという初心者に嬉しい特性も持っています。

 

2.鶏ふん

鶏ふんとは鶏の糞のことで、発酵させてにおいを少なくした商品が主流です。

鶏ふんは窒素分の他にリン酸分を多く含む特徴があり、花肥(はなごえ、花をつけるための肥料)に向きます。土中で分解される際のガスなどで根を傷つける可能性があるため、根から離して施肥してください。

アルカリ性の肥料であるため、土中のpH値に注意を払ってください。

 

3.化学肥料

化学肥料とは植物が必要な栄養分を効率的に配合した資材のことで、粒状や液状などさまざまな形状のものが存在します。

化学肥料は使用が簡便で効き目が速いなどのメリットがあり、においもほとんどありません。用途に応じて配合された化学肥料を使えば、専門的な知識が無くても盆栽の生育を助けられます。

ただ、使用が簡便であるためあげすぎてしまうことがあり、そうした場合には肥料焼けをおこしやすく注意が必要です。

 

4.魚粉

魚粉とは魚加工食品を作る過程で出た廃棄物を細かくくだいて乾燥させた肥料です。

原料が魚なので栄養分であるアミノ酸が豊富で、色つやを良くするなど盆栽の生育を助けてくれます。

また、水はけをよくする土壌改良効果もあることを覚えておいてください。

ただ、カリウム分が含まれていないため、実際に使用する時には草木灰など他の肥料と配合するなどの工夫が必要となる場合もあります。

 

5.骨粉

骨粉とは家畜の骨を細かく砕いた肥料で、リン酸に大きく富む特徴があり花物や実物に向きます。

有機肥料の中でも効き目がゆっくりであるため、元肥として使用される場合が主です。

骨粉は単独で使用されることはあまりなく、リン酸を多く含む効果を狙って油かすや草木灰などその他の肥料と配合した上で施肥される場合がほとんどです。

油かすや草木灰と混ぜて使う理由は効き目を早くするためであり、特に速効性を出したい場合は油かすよりも草木灰や過リン酸石灰といった肥料との混合がおすすめです。

 

最後に…

ここまでの長文をお読み下さりありがとうございます。

肥料と土作りは、栽培する盆栽の品種でも大きく変わって来そうですね。

どうか素敵な盆栽が育ちますように、愛情をもって接してあげてくださいね。

以上、「使い分けたい盆栽の肥料5選」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。