盆栽を切る剪定前にする5つ確認

TheUjulala / Pixabay

愛着ある盆栽をカットしようとする剪定(せんてい)前のあなたへ

可能な限り美しく、失敗せず、ダメージを残さず、間違いを起こしたくなですよね。

本記事では剪定前の確認事項の5つのポイントをご紹介いたします。

盆栽を切る剪定前にする5つ確認

 

何のために切るか

剪定(せんてい)は盆栽の樹形を整えるために行われます。盆栽は植物であるため、放っておけば枝葉が野放図に伸びてしまい、無秩序な姿になります。手入れのされていない木はなんとも見苦しく、盆栽の理想とする「空間の広がり」は全く感じられません。そのため、見苦しい部分を切り、理想とする形に整えるためハサミを入れる必要があります。あらかじめビジョンを明確に持ったうえで剪定を行うようにしましょう。

 

切る時期

剪定はいつでも行って良いわけではありません。細かい枝葉を切る時はそれほど時期を意識しなくても構いませんが、太い枝を切り離すときなのはタイミングを間違えると木を弱らせてしまう可能性があります。枝を切り込む大規模な剪定は回数を限るようにしましょう。一般的には、大規模な剪定は植物の勢いが盛んな春~夏にかけて、それと植物が休眠する冬季に1回ずつ行います。

 

どこを切るか

目的によって剪定で切る場所は違ってきます。樹形を整えたい場合は枝を切ることもありますし、葉の長さをちょうど良くしたい場合は新芽を刈り込むこともあります。さらに、ケヤキなどの落葉広葉樹の盆栽では葉の数を増やすために葉の刈り込みを行うこともあります。
また、しげりすぎたひげ根を取り除いたり、鉢に入らない太い根を除く目的で剪定する時も存在します。

 

切る道具

盆栽の剪定にはハサミが使われます。ハサミは1種類だけではなく、切る部位や使用目的によって様々な形状のものがあります。例えば、一般的な形のハサミである盆栽剪定鋏(ぼんさいせんていばさみ)はオールラウンドに使えますが、後述する特殊な用途には向いていません。やっとこのような形の叉枝切り鋏は剪定した後のでっぱりをえぐるためのものです。その他、根を切る作業に特化した根切り鋏などの道具があります。

 

切ってはいけない樹種

どの盆栽にも剪定は欠かせない作業工程ですが、中には特別な注意が必要な樹種も存在します。例えば、盆栽の題材としてポピュラーな松柏類は、葉を切ってはいけません。その理由は、切ったところから葉が枯れてしまうためで、松柏類は葉を抜いたりして間引く必要があります。また、サクラは病虫害に弱いため、切った枝から雑菌が入り込み木を弱めるおそれがあります。
逆に、松柏類は樹液をふくむため枝や幹の剪定に強く、初心者でも安心して切りやすいという特徴があります。また、ウメのように切ったところから枝を伸ばす性質を持つため、剪定が欠かせない樹種も存在します。

 

最後に…

ここまでの長文をお読み下さりありがとうございます。

どうでしょうか、剪定に自身はもてましたでしょうか?

以上、「盆栽を切る剪定前にする5つ確認」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。