盆栽の美しき基本樹形スタイルをご紹介

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盆栽の魅力に惹かれている方へ

基本的なスタイルの樹形の名前も覚えていきたいですよね。

本記事ではベーシックな盆栽のスタイルをご紹介します。

盆栽の美しき基本樹形スタイルをご紹介

1.直幹(ちょくかん)

直幹(ちょくかん)

直幹(ちょくかん)ilyessuti / Pixabay

直幹とはまっすぐに幹がそびえたつ形で、盆栽の樹形としては最もオーソドックスです。シンプルな樹形であるため初心者でもチャレンジしやすく、しかしシンプルであるがゆえにごまかしが効かず挑戦しがいがあります。

直幹は根張り(地面近く)から天辺(樹の一番上の部分)まで次第に細くなる形が最も良いとされ、木の持つ生命力と安定感を伝えてくれます。そのため、松などどっしりした木をこの形に仕立ててみましょう。

 

2.斜幹(しゃかん)

斜幹(しゃかん)

斜幹(しゃかん)ilyessuti / Pixabay

斜幹とは、木の幹がまっすぐに立っておらず、斜めに流れているような樹形のことです。いかめしさすらあった直幹に比べて、斜幹は動きが感じられて軽やかです。この樹形は樹種を問わず用いることができ、まるで風に吹かれているような自然な感じを木に与えてくれます。

例えば、松などを斜幹に仕立てれば海岸に生えるそれを連想させ、日本的な趣も感じさせます。

 

3.模様木(もようぎ)

模様木(もようぎ)

模様木(もようぎ)cocoparisienne / Pixabay

模様木とは、幹が前後左右に曲がっている盆栽を指す樹形です。幹の折れ曲がり方によって盆栽にさまざまな動きが生まれ、面白さが出てきます。うまく左右のバランスをとれば盆栽らしい作品ができあがるため、一度はチャレンジしてみたい樹形です。

模様木ではいくつか約束事があり、例えば「曲」(曲がっている部分)の内側には枝を出さないことなどが挙げられます。そうしたルールは見栄えをよくするためのものなので、自分なりのルールを設定して盆栽をさらに面白くしてみてください。

 

4.寄せ植え

寄せ植え

寄せ植えlixiao / Pixabay

寄せ植えでは、複数本の木を同じ鉢の中に植え込みます。一本だけよりも見た目もにぎやかになり、木の間に動きや緊張感が生まれて見ごたえのある作品になります。また、森や林に生えているような自然な感じを演出しやすい樹形です。

寄せ植えでは基本的には同種類の木を植えますが、時には異なる種類の木を植える場合もあります。ただ、複数の種類の木を同じ鉢に植えると管理の手間もかかり、注意しないと見た目がうまくまとまりません。

複数本の木を植えれば良いだけなので、初心者も試しやすい樹形です

 

5.懸崖(けんがい)

懸崖(けんがい)

懸崖(けんがい)kat7214 / Pixabay

懸崖とは、崖に生えている木のように下方に向かって枝が伸びる樹形を指します。鉢植えを越えて枝を伸ばす必要があるためバランスのとり方が難しい樹形ですが、成功すれば盆栽らしい形ができあがります。

その形は非常にダイナミックで、盆栽の持つ静的な美しさに息をのむ躍動感が加わります。なお、枝の一本だけが下方に伸びる「半懸崖(はんけんがい)」という樹形も存在します。

 

最後に…

ここまでの長文をお読み下さりありがとうございます。

盆栽の魅力を最初に感じたときの樹形は覚えてますか?

美しさとは不思議な概念でありますよね。夕日に見とれてる野生動物は見たことがありませんが、場所、時代によっても変わり、人間だけに与えられた感覚なのかもしれません。

美しさを決める定義というのは複雑で多様性があり不思議なものですね。

以上、「盆栽の美しき基本樹形スタイルをご紹介」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。